『グランブルーファンタジー リリンク』大型アプデで「ルシファー」に挑む超高難度クエスト登場。さらにカメラ・ロックオン調整も実施され遊びやすく
Cygamesは3月14日、『GRANBLUE FANTASY: Relink(グランブルーファンタジー リリンク)』のアップデートVer 1.1.1を配信開始した。同アップデートでは、超高難易度クエスト「終末のヴィジョン」が登場。キャラクターの調整や、ロックオン挙動の修正などもおこなわれている。
『GRANBLUE FANTASY: Relink』は、Cygamesから配信中のスマートフォン向けRPG『グランブルーファンタジー』を原作とした3DアクションRPGである。原作『グランブルーファンタジー』では、主人公や相棒のビィ、少女ルリアといった仲間たちが飛空艇に乗り、多彩な島が浮かぶ空の世界を冒険。空の最果てにあるというイスタルシアを目指す旅が描かれている。
本作では、主人公たちが広大な空の一角にある「ゼーガ・グランデ空域」を訪問。島を守護する星晶獣や謎の教団との遭遇を経て、空域全体を巻き込む戦いが繰り広げられる。プレイアブルキャラクターとしては、男女の主人公や四騎士、ナルメアやカリオストロなど多数のキャラクターが登場。それぞれ異なるアクションやスキルが用意されたキャラクターを操作し、4人パーティーで戦っていく。システムとしては、初心者でも気軽に遊びやすい「フルアシストモード」なども存在。原作の世界を表現した3Dグラフィックも含めて、空の世界の冒険がアクションRPGとして描かれている。
アップデートVer 1.1.1では、新規コンテンツとして超高難易度クエスト「終末のヴィジョン」が追加されている。同クエストでは、ボスとしてルシファーが登場。超高難易度と謳われているとおり、やりごたえのある戦いが待ち受けているようだ。終末のヴィジョンは、便利屋絵巻「大いなる空を駆る黒銀の翼」をクリアすると解放。また同クエストクリア後には、よろず屋シュロのトレジャー交換に新たな効果をもつジーンが追加される。
なお今回のアップデートは当初Ver.1.1.0とされていたものの、Ver.1.1.1として配信されている。新規コンテンツだけでなく遊びやすさにも手が加えられており、具体的には、オプション内のカメラ感度および照準時のカメラ感度に、上下と左右の個別設定が追加。カメラ感度の設定は元の10段階から20段階に拡張されており、よりプレイヤーごとの好みにあわせた設定が可能となった。カメラ関連では、ゲームプレイ設定内にカメラ操作時のスムージングおよび攻撃時カメラ補正項目が登場。ロックオンについても、対象が遠くにいる時のカメラ挙動が変更されており、対象を画面の中央付近におさめるように調整されたという。
本作の公式X(Twitter)アカウントによると、Ver 1.1.0にはDemo版で要望のあった多数の機能調整が実施されたのだという。プレイヤーの声を受けて、改善がおこなわれたわけだ。また今後のアップデートではキーコンフィグ機能や、ジーン錬成をまとめて実行できる機能も登場予定。ジーン錬成については1回ずつではなく、一括で処理したいといった声をSNS上などで見かけるが、今後のアップデートで対応がおこなわれるようだ。
そのほか今回のアップデートでは、キャラクターの調整や不具合修正も多数実施されている。不具合修正としては多数のキャラクターを対象に、発動後コンボの短縮効果を得られるアビリティが、発動前でも短縮効果が発生していた不具合が修正された。調整項目としては、ラカムのアビリティ「スラッグショット」のダメージ上限が低下し、フェリの打ち上げ攻撃および落下攻撃の奥義ゲージ上昇量は下方修正受けた。主人公(グラン/ジータ)については、Class Lvリセットまでの時間が、Class Lvが上昇する攻撃をヒットさせると延長させるように変更。変更にあわせて、Class Lv上昇時のクールタイム短縮効果や一部攻撃の奥義ゲージ上昇量なども調整されている。調整内容の全文については、公式のアップデート情報を確認してほしい。
『GRANBLUE FANTASY: Relink』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに発売中だ。