デベロッパーのSabotage Studioは3月13日、『Sea of Stars』について新たなモード「Single Player+」を追加すると発表した。また本作の累計プレイヤー数が500万人を超えたこともあわせて発表された。
『Sea of Stars』はターン制のRPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売された。またサブスクリプションサービスXbox Game PassおよびPlayStation Plus(エクストラ・プレミアム)向けにも提供されている。そしてゲーム内は日本語に対応している。
主人公は太陽の力をもつ少年ゼイルと、月の力をもつ少女ヴァレアの、「至点の子」と呼ばれるふたり。彼らは特別な魔法である「蝕の魔法」を使うことができる。それは邪悪な錬金術師フレッシュマンサーに立ち向かう力であり、ふたりは世界を救うために旅立つこととなる。
ゲームプレイとしては、シンボル制エンカウントを採用。基本的に戦闘はターン制のコマンドバトルだが、攻撃やスキルを使うときには追加で入力をおこなうことができる。タイミングよくボタンを押したり、詠唱時にボタンを長押しして威力を高めたりなど、プレイヤーが操作で介入しつつバトルを優位に進めていくのだ。
そんな本作について、今回新モードの追加が発表された。その名も「Single Player+」。このモードでは、最大3人でのローカルマルチプレイに対応するとのこと。公開された動画では、フィールド探索を3人同時に自由におこなっている様子が確認できる。アイテムの収集やダンジョンの謎解きなども協力しつつ進められそうだ。そしてこの新モードでは戦闘も3人でおこなえるようになるという。実装時期などは現時点では不明なものの、詳細は近日中に公開されるとのことで、続報にも注目したい。
この発表に加え、Sabotage Studioは本作のプレイヤー数が500万人を突破したことを報告した。なお本作は発売から24時間足らずで売上本数10万本を達成。発売1週間後には25万本の売上を達成した。Steamユーザーレビューにおいては7017件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得しており、高い評価もあってか売上を伸ばしてきた。
今回は「プレイヤー数」が500万人を突破したということで、Xbox Game PassやPlayStation Plusでのダウンロード数もカウントされていると思われる。マルチプラットフォーム展開され、サブスクリプションサービス向けにも提供されていることが、大台達成に繋がったのだろう。今回発表されたローカルマルチプレイの実装など、今後の新展開にも注目したい。
『Sea of Stars』はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。Xbox Game Pass、PlayStation Plus(エクストラ・プレミアム)向けにも提供されている。