荷物整理対戦ゲーム『バックパック・バトル』“圧倒的に好評”な絶好調スタート。追加要素盛り盛りで戦略性アップした“時間泥棒”オートバトル


パブリッシャーのIndieArk/デベロッパーのPlayWithFurciferは3月8日、『バックパック・バトル』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリースされたばかりの本作は、さっそく高い評価と人気を獲得している。

なお本作は日本語表示に対応しており、松竹株式会社が日本国内向け展開を担当している。定価は1700円で、3月22日19時までは10%オフとなる1530円で販売中だ(いずれも税込)。


『バックパック・バトル』は自動戦闘とバックパック整理の要素をかけあわせた、対戦型ゲームだ。プレイヤーはバックパックへアイテムを詰め込んで自身を強化し、ほかのプレイヤーと戦う。戦闘はオートで進行し、戦闘が終わるとランダムで商品が並ぶ店よりアイテムを購入。購入したアイテムは、タイル状に区切られたバックパック内に収納する必要がある。アイテム同士の配置によって追加効果が発生するほか、組み合わせによっては合成が可能。バックパックの容量に収まるよう整理しつつ、組み合わせを考慮し、強力なビルドを構築していくのだ。

本作は非同期型の対戦ゲームとなっており、対戦相手となるのは、ほかのプレイヤーが実際に作ったキャラクターたち。ランクモードで自分のランクをどこまで上げられるか挑戦したり、カジュアルモードで気楽にプレイしたりと、自らのペースで対戦ができる。

本作は昨年5月に無料デモ版が配信。繰り返し遊べる戦略性のあるゲームシステムと頻繁なアップデートなどにより評価を獲得。ぐんぐんとプレイヤー数を伸ばし、デモ版ながらピーク時には同時接続プレイヤー数は約1万9000人を記録していた(SteamDB)。デモ版ながらアップデートにて日本語に対応し、国内人気も獲得していた。


そうして本作は、3月8日にSteamにて早期アクセスとして配信開始。新しいクラスのバーサーカーとパイロマンサーが実装され、プレイアブルキャラクターが4人となった。また新たなアイテムが82個追加され、計243個のアイテムを収録。多数の追加要素とそれぞれの組み合わせにより、ビルドの幅が大きく広がったかたちだ。

早期アクセス配信開始後、同時接続プレイヤー数は本稿執筆時点で約1万4000人を記録しており、さらなる上昇を見せている(SteamDB)。またSteamユーザーレビューでは553件中95%の好評を得て、早くも「圧倒的に好評」ステータスを獲得。“時間が溶ける”とされる高い中毒性などデモ版での持ち味はそのままに、早期アクセス版での追加要素やバランス調整でさらに戦略性が高まった点などに好評が寄せられている。

なお早期アクセス配信開始にあわせて、今後の開発ロードマップも公開された。早期アクセス配信期間中にはまず、バーサーカーとパイロマンサーのバランス調整や不具合修正が実施予定。またフレンドとのリアルタイム対戦機能や戦闘ログの機能追加、ランキングシステムの刷新、追加ユニークアイテムなどがアップデートで順次実装予定。早期アクセス期間は3か月~6か月間となる見込みだ。また正式リリースにあたっては、5人目の新キャラクターやSteamの実績機能が実装される予定となっている。


ちなみにリリース記念セールとして、3月22日19時までは定価1700円の10%オフとなる1530円で販売中。正式リリース時には値上げも実施予定とのことなので、気になる人は早めに購入しておくのもいいだろう。

本作を手がけるPlayWithFurciferはドイツに拠点を置くインディーデベロッパーだ。弊誌ではPlayWithFurciferにメールインタビューを実施。国内での本作の人気度や、インスパイア元、開発者チームのお気に入りアイテムなどを訊いているのでチェックしてみてほしい(該当記事)。

『バックパック・バトル』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。定価は税込1700円となっている。また、リリース記念セールとして、3月22日19時まで10%オフの税込1530円にて販売中だ。