砕きまくり自動化クリッカー『Sixty Four』好調スタート。色とりどりのキューブをひたすら破砕し、生産力を上げる中毒性高めゲーム

パブリッシャーのPlaysaurusは3月5日、『Sixty Four』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。なおストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はリリース後さっそく好評を博しているようだ。

パブリッシャーのPlaysaurusは3月5日、『Sixty Four』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。なおストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はリリース後さっそく好評を博しているようだ。


『Sixty Four』は見下ろし視点で繰り広げられる、クリッカー・シミュレーションゲームだ。プレイヤーはマシンを稼働して、キューブを生成、回収することとなる。

ゲームは、白いフィールドにマシンが一つ置かれた状態から開始される。そのマシンを使って一番初めに生成できるのは「カロナイト」という黒いキューブだ。なおキューブは壊して回収することが可能で、回収したキューブを消費すると、さまざまなマシンが建設可能。マシンはそれぞれ、キューブの破壊速度が向上したり、キューブの生成スピードが向上したりするなど、独自の効果をもっている。

そうしてたくさんキューブを掘り出し回収していくと、黄色のキューブ「エルメリン」や紫色のキューブ「カネタイト」など、掘り出せるキューブの種類が増えていく。種類が増えていくにつれ、より高度なマシンも建設することが可能。この作業を繰り返し、より多くの種類の、そしてより大量のキューブを掘り出していくことになるのだ。


本作を手がけるのは個人開発者のOleg Danilov氏。同氏は本職にて、テック系企業でデザインを担当しているという。一方でゲームへの愛から自分で作ってみたいという願いもかねてからあったそうだ。本作はもともとはJavaScriptにて遊びとして作られたものだといい、そこから4年の開発期間を経て『Sixty Four』という作品に進化したとのことだ。

本作は3月5日にリリースされてからさっそく好評を博している。SteamDBによると、リリース直後に同時接続プレイヤー数がピーク時で1658人を記録。個人開発の新作ゲームとしてかなり好調なスタートといえるだろう。

またユーザーレビューにおいては本稿執筆時点で81件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。レビューではアートスタイルや採掘の際のサウンドが心地良いとする声が多く見られる。ゲームプレイのシンプルさにデザインの良さが相まって、キューブの採掘が止められないといった中毒性をもたらしているようだ。なお本作はリリース記念セールとして3月12日まで定価700円のところを10%オフの630円で購入可能(いずれも税込)。比較的安価な点もプレイのハードルを下げているのだろう。気になる人はこの機会に手に入れるといいかもしれない。

『Sixty Four』はPC(Steam)向けに発売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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