パブリッシャーのPlayWayおよびデベロッパーのGames Incubatorは3月4日、チョコレート工場シミュレーションゲーム『Chocolate Factory Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。なおストアページによれば、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
『Chocolate Factory Simulator』は一人称視点で繰り広げられるシミュレーションゲームだ。舞台となるのはスチームパンク世界に存在するチョコレート工場。プレイヤーはこの工場にて、多くの種類のチョコを生産することとなる。この工場には、さまざまな土地からやってきた客が、チョコレートを求めてやってくるという。そんな客の注文は十人十色。注文を受け、客の好みを把握しつつチョコレートを生産するのだ。
トレイラーではオーブンに燃料を入れたり、注文を取るために電話に出たりと、製造から販売まで一手に引き受ける模様。チョコレートのレシピはいつでも確認できるようで、このレシピをもとに生産することになるのだろう。さらにチョコレートの外見を飾ってみたり、パッケージのデザインをカスタマイズしたりすることもできる。アレンジを加え、思い通りのチョコレートを作ることができるようだ。
ほかにもゲーム内には「ヌガー」と呼ばれるロボットが登場。ヌガーはチョコレートの生産を手伝ってくれるロボットであり、仕事を与えるとそれをこなしてくれるようだ。またヌガーの能力をアップグレードさせることもできるとのこと。うまく使いこなせれば、チョコレートの生産がグッと楽になるかもしれない。
本作の開発を手がけるGames Incubatorは、ポーランド・ワルシャワに拠点を置くゲーム開発/販売会社だ。同じくポーランドに拠点を置くPlayWayの子会社であり、『Pets Hotel』など小規模・中規模開発のゲームを手がけてきた。また同社は本作のほかに解体作業シム『Deconstruction Simulator』などを開発中であり、今回の『Chocolate Factory Simulator』も一風変わったシミュレーションゲームとして同社のラインナップに加わるようだ。スチームパンクを題材とした特徴的な世界観も持ち味となりそうで、続報も注目される。
『Chocolate Factory Simulator』はPC(Steam)向けに開発中。またストアページではプレイテストへのアクセスリクエストが可能となっている。