オンライン協力ガチョウARPG『Honk of Heroes』発表。タンク・ヒーラー・DPSのガチョウ傭兵パーティーで竜の眠るダンジョンに挑む

 

デベロッパーのMads Gamesは3月2日、『Honk of Heroes』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。


『Honk of Heroes』は、ガチョウ(goose)が主役のオンライン協力型ダンジョン探索ゲームだ。主役となるのはガチョウの傭兵団。プレイヤーはWarrior/Cleric/Archerなどからいずれかのクラスを選び、ほかのプレイヤーと協力しながらダンジョンの攻略を目指す。公式アートでは筋骨隆々とした人型のガチョウのイメージ画像が披露されているものの、トレイラーを見るとゲーム内では鳥類であるところのガチョウが普通に登場するようだ。

ゲームプレイは見下ろし型アクションとして繰り広げられる。パーティーで協力しながらダンジョンに蔓延るモンスターたちを倒し、攻略を進めるのだ。なお先述したWarrior/Cleric/Archerの基本クラスのほかにも、さまざまなクラスをアンロックして使用可能となる模様。クラスはタンク・ヒーラー・DPSといった役割が分かれているとのこと。レベルアップ時には、パーティーにとって最適なアップグレードを選択することも重要だそうだ。

このほか、本作ではデイリーミッションも登場。キャラのカスタマイズやスキンのアンロック要素なども用意される。トレイラーではガチョウ以外のさまざまな鳥のスキンを装着している様子も見られる。思い思いの鳥となって遊べる作品となりそうだ。


本作を手がけるMads Games は、オランダの開発者MadNukin 氏とその兄弟のMiroko氏によるデベロッパーだ。過去にはSteamにて見下ろしホラーサバイバルゲーム『The Pulse of Evil』を無料リリース。同作は本稿執筆時点で171件中94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

ホラー風味であった前作から一転して、コミカルなアートデザインの新作『Honk of Heroes』が打ち出されるかたちだ。Steamストアページの公式説明によると、本作は友人たちと共に開発されているとのこと。プレイヤーも友人同士で遊んで、笑いあって楽しい思い出を作ってくれることを願っているそうだ。ガチョウという風変わりな題材も、笑いを誘う狙いで採用されたのだろう。

『Honk of Heroes』はPC(Steam)向けに発売予定だ。