アクワイアの和風箱庭2Dアクション『雨魂 – AMEDAMA -』3月22日早期アクセス配信開始へ。雨降る江戸の町で“死んだ兄”が妹を救うため7日間を繰り返す
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イザナギゲームズは3月1日、『雨魂 – AMEDAMA –』の早期アクセス配信を3月22日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。通常価格は税込2490円。リリースにあわせてセールが予定されており、4月5日までの期間は10%オフの税込2241円で購入できるそうだ。
『雨魂 – AMEDAMA -』は、謎の男に殺された兄が他人の肉体に憑依して妹の行方と真相を追い求める、箱庭型・憑依アクションアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、江戸時代の末期。藍浜の地には、兄妹が営む番傘屋があった。ある雨の夜、番傘屋へ謎の男たちが襲来。兄は妹の目の前で殺され、妹は連れ去られてしまったという。本作の主人公は、殺された兄・ゆうしんだ。魂だけとなった主人公が気がつくと、すでに妹・ゆいの姿はなく、自身の亡骸だけが残されていた。死にきれない主人公は魂が消えてしまうまでの7日間、他人の肉体を乗っ取ることで妹の救出を目指す。雨の降る江戸を舞台に、肉体を失った兄の物語が描かれる。
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魂だけの存在となった主人公は、他人の肉体へ取り憑き、妹の行方を追いかけていく。本作では憑依によってさまざまなキャラクターが操作できるという。憑依したキャラクターごとに戦闘スタイルなどが変化し、戦闘相手なども変わる。さらに主人公は、剣術・雨雪転晴流を会得しており、霧雨返しによる強力なカウンターが繰り出せるという。雨雪転晴流と、憑依したキャラクターごとのアクションで、敵と戦うのだろう。
また本作で主人公は、7日間の輪廻を繰り返す。7日間の中では、主人公が介入した出来事や、会話した相手によってストーリーが分岐。7日間を何度も体験することで、陰謀に立ち向かっていくようだ。そのほか本作では、雨の降る江戸の街が、ドット絵で描かれていることも特徴だろう。
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本作は、国内のゲーム開発会社アクワイアが企画、イザナギゲームズが開発・販売を担当している。キャラクターデザインは、『Fate/Grand Order』の岡田以蔵などを手がけたイラストレーターのlack氏。音楽は、『モンスターハンター』シリーズなどに携わってきた小見山優子氏が担当している。著名なクリエイターも携わりつつ、制作が進められてきたわけだ。
本作は、早期アクセスでの配信開始となる。早期アクセス配信開始時点では、メインストーリーを最後までプレイ可能。Steamのストアページによると、ユーザーのフィードバックを反映しながらブラッシュアップするため、早期アクセスでの配信となったそうだ。また早期アクセス期間は半年程度。正式リリース時にはクエスト機能やサブシナリオの追加などが計画されているそうだ。
『雨魂 – AMEDAMA –』は、PC(Steam)向けに3月22日配信開始予定だ。通常価格は税込2490円。4月5日までの期間は、10%オフの税込2241円で購入できる。