ケモノオープンワールド『バイオミュータント』Nintendo Switch版5月14日発売へ。文明崩壊世界の冒険、モフモフ具合もしっかり移植

パブリッシャーのTHQ Nordicは3月1日、『バイオミュータント（BIOMUTANT）』Nintendo Switch版を5月14日発売すると発表した。本稿執筆時点ではPC（Steam/Epic Gamesストア/GOG.com）/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sにて販売中。なおゲーム内表示は日本語に対応している。

『バイオミュータント』は、THQ Nordic傘下のデベロッパーExperiment 101が手がけるオープンワールド・アクションRPGだ。舞台となるのは文明崩壊後の世界。疫病が大地を蝕み生命の樹が枯れ果てようとしており、ここに暮らす種族は分断し対立。主人公となるケモノのキャラクターは、この混迷する世界の運命を決める旅をおこなうこととなる。

ゲームプレイにおいては、射撃と近接攻撃を組み合わせたマーシャルアーツスタイルの戦闘システムが特徴。ゲームを進行させ、師匠と出会うことで、新たに戦闘術を習得することができる。また獲得した部品を混ぜたり組み合わせたりすることによる武器クラフト要素も存在。近接武器だけでなく、ライフルやショットガンも作成可能となっている。

本作は2021年5月に、PS4/ Xbox One/PC（Steam/Epic Gamesストア/GOG.com）向けにリリース。のち2022年9月にPS5向けにもリリースされていた。そして昨年5月にNintendo Switch向けにも発売されることが発表。当初は2023年11月30日に発売が予定されていたものの、延期となり今回新たな配信日が今年の5月14日に決定したかたちだ。延期された分しっかりと最適化がおこなわれたようで、「Nintendo Switch実機でキャプチャ（Captured on Nintendo Switch）」されたという映像ではケモノたちのモフモフ具合がしっかりと表現されている点も確認できる。なおNintendo Switch版では、追加コンテンツがすべて同梱。二刀流アビリティを持ち、刀と脇差を装備可能な「マーセナリークラス」も選択可能となっている。

本作Steam版はSteamDBによれば、リリース直後に同時接続プレイヤー数が5万5048人を記録するなどの盛況を見せた。初期には国内ユーザーからローカライズの品質などが課題として指摘されていたものの、アップデートにより修正（関連記事）。今回発売されるNintendo Switch版も、修正後のローカライズが収録されることだろう。動物たちが主役となるシビアながらも独特な世界観や、近接から遠距離までさまざまな戦闘スタイルでプレイできる自由度などから一定の評価を受けた作品だ。

ちなみにニンテンドーeショップでは現在予約購入が可能となっている。5月14日6時59分まで、定価の5170円から20％オフとなる4136円で予約可能（いずれも税込）。気になる人は早めに購入しておくといいだろう。

『バイオミュータント（BIOMUTANT）』はNintendo Switch向けに5月14日にリリース予定だ。またニンテンドーeショップにて、5月14日6時59分まで定価の5170円から20％オフとなる4136円で予約可能だ（いずれも税込）。なおPC（Steam/Epic Gamesストア/GOG.com）/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けにはすでに販売中。

【UPDATE 2024/3/1 14:57】
THQ Nordic Japanは3月1日、Nintendo Switch向けに発売する『バイオミュータント』のパッケージ版について予約を開始した。予約購入可能店舗については公式サイトを確認されたい。