地獄の清掃業者RPG『ゴーヘルゴー つきおとしてこ』発売延期、8月29日発売へ。元アリスソフトのクリエイターが描く、亡者を地獄へ送るカネ稼ぎ

エンターグラムは2月29日、RPG『ゴーヘルゴー つきおとしてこ』を8月29日に発売延期すると発表した。約5か月の延期となる。

エンターグラムは2月29日、『ゴーヘルゴー つきおとしてこ』を、8月29日に発売延期すると発表した。元々予定されていた3月28日から、約5か月の延期となる。なお同作の対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/PC。


『ゴーヘルゴー つきおとしてこ』は、地獄の請負業者となって地獄送りで収入を得る、つきおとしてくRPGである。本作の舞台は、地獄。主人公の鬼・8246は、庁からの仕事で生計をたてる請負業者だ。本作では8246が、ある日地獄へ落ちてきた亡者・灯と遭遇。彼女との出会いをきっかけに、困窮する日々を打開する奇策へ打って出るという。しかしそんな8246の行動は、やがて争いや混沌、地獄の根幹に触れる事態へと発展していく。メインキャラクターとしては、死んで地獄に落ちてきたばかりの少女・灯や、庁総務課主任のエリートである一ノ瀬、地獄の住人を無差別に襲うきりくなどが登場。地獄の清掃業者として、戦って収入を得る日々が描かれるようだ。


主人公は清掃業務や地獄送りなどを経て、会社を成長させていく。地獄の清掃業者である主人公は、従業員を率いて邪魔な亡者などを掃除しながら、業務を遂行する。本作ではまずは地獄の中から清掃場所を選択。分かれ道から行き先を選び、マップ内を右へ進む。進行先のマスでは、清掃業務(バトル)やイベントなどが発生。バトルはターン制となっており、ヘルスキルやヘルパニッシュといったスキルを駆使して、敵を殲滅する。バトルの結果によっては、亡者が獲得できる。確保した亡者を質/ニーズにあわせて地獄送りすることで、収入を得ていくようだ。

清掃や地獄送りを繰り返し、会社を運営していくと従業員が増加。清掃業務の間には、1日1回従業員との交流が可能となっており、絆が深まるとさまざまな出来事が送るという。本作では従業員との交流や清掃業者としての日々が待ち受けているのだろう。

 


本作では、いってんちろく氏がプロデューサー/ゲームデザインを務めている。同氏は、国内の美少女ゲームブランド「アリスソフト」にて、『ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』や『ランス03 リーザス陥落』などに携わってきたクリエイター。本作は同氏による新作となるわけだ。制作陣としては、イラストレーターのてつぶた氏が原画・キャラクターデザインを担当。元アリスソフト所属のもみあげルパンR氏がメインシナリオ、『MECHANICA――うさぎと水星のバラッド』などを手がけてきた逢縁奇演氏がユニークシナリオを手がけている。美少女ゲームや同人作品に関わってきたクリエイターたちによる、一般向け作品となる。


そんな本作であるが、今回3月28日から8月29日への発売延期が発表された。いってんちろく氏のX(旧Twitter)アカウントによると、開発スタッフ一同で面白くなるように日々頑張っているとのこと。発売延期によるクオリティアップに期待したい。

ゴーヘルゴー つきおとしてこ』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/PC向けに8月29日発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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