宇宙廃坑サバイバルRPG『Subterrain: Mines of Titan』3月12日配信へ。拠点を管理しつつ放棄された鉱山を探険、衛星開発事業の闇に迫る


パブリッシャーのFreedom Gamesは2月27日、『Subterrain: Mines of Titan』を3月12日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)。


『Subterrain: Mines of Titan』はSFサバイバルRPGだ。舞台となるのは、人類が宇宙で採鉱事業を営んでいる近未来の世界。土星の衛星タイタンに隕石が衝突し巨大な鉱床が残されたため、鉱山会社TECCはタイタンにコロニーを建設。莫大な利益をあげるも、突如コロニーからの連絡が途絶えてしまう。調査隊はタイタンでひとりの生存者を発見するが、その生存者はタイタンに来て以来の記憶を失っていた。プレイヤーはこの記憶喪失の生存者となり、タイタンに起きた事件を調査。鉱山から湧き出る怪物たちと戦いながら、入植者たちに何が起きたのか探ることになる。

本作では、まずタイタンで生き延びるためキャンプを管理することになるという。生存者たちに仕事を割り振り、食事や水、酸素といったリソースを確保していく。技術研究要素も存在し、鉱山から回収した物資でツールを製造し、より高度なものを製作していくことになるようだ。またナノマシンや薬品の力でプレイヤーを強化することもできるという。そうしてキャンプの運営と鉱山の探索を繰り返してゲームを進めることになるようだ。

鉱山の探索は、正方形のタイルで構成されたマップをターン制で移動していくことになる模様。探索中には近接武器や銃器など、さまざまな装備を駆使して怪物たちと戦うことになるという。戦いを繰り返すことでスキルレベルが上がるといった要素も存在する様子。接近戦主体や射撃重視、あるいはナノマシンの力で戦うなど、さまざまな戦略がとれるようだ。プレイヤーの好みのスタイルにキャラを強化していけるようである。

 


本作を手がけるPixelloreは韓国に拠点を置くゲームスタジオだ。過去には火星サバイバルアクション『Subterrain』を制作している。同作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で932件中80%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。火星コロニーの探索やクラフト要素などが好評を得た。本作『Subterrain: Mines of Titan』では、戦闘がターン制となりキャンプのマネジメント要素が盛り込まれるなど変化しつつも、宇宙を舞台としたサバイバル作品といった点では過去作のノウハウが活かされていることだろう。

『Subterrain: Mines of Titan』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに3月12日配信予定だ。