『パルワールド』アプデで階段と三角屋根の建築制限が大幅緩和。釘の“異常に高い”売却価格修正、警察が大幅強化などいろいろ変更

国内のゲーム開発会社ポケットペアは2月27日、『パルワールド（Palworld）』Steam版にてアップデートv0.1.5.0を配信開始した。同アップデートでは不具合対応に加えて、拠点パルの作業優先度が調整。階段と三角屋根の建築制限なども実施されている。なおXbox向けのpatch v0.1.5.0は、準備でき次第配信予定とされている。

『パルワールド』は。不思議な生き物パルたちの暮らす島でサバイバル生活をおくる、モンスター収集オープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。本作でプレイヤーは、ゲーム冒頭にてパルたちの生息する島へ漂着。野生パルをパルスフィアによって捕獲し、彼らを活用することで島での日々を過ごしていく。パルは騎乗や戦闘に加えて、作業適性が存在。種まき/水やり/採掘など、各パルの作業適性に応じて拠点内での作業を担当してくれる。本作では戦闘や探索から生活まで、パルを活用することでサバイバルを繰り広げるのだ。

今回のアップデートv0.1.5.0では、不具合への対策が中心となっているようだ。具体的には、ワールド選択画面にセーブデータのバックアップ機能が追加。セーブデータに不要なデータがたまり続ける問題も解消されており、セーブデータ関連に手が加えられている。そのほか禁猟区内において騎乗していると犯罪にならない不具合や、屋根の上の農園で拠点パルがスタックしてしまう問題など、多数の不具合対応がおこなわれているようだ。

今回のアップデートでは、拠点関連の改善やバランス調整も多数実施された。中でも建築では、階段と三角屋根の建築制限が大幅に緩和されたという。本作の建築においては、建築物がパルなどと重なっていると建築できないなど、制限が設けられている。階段においては、目標場所や向きで設置しづらいといった問題や、階段の隙間に対して後から三角壁が設置できないなど、クセの強い建築物となっていた。今回のアップデートでは、詳細は不明ながら階段と三角屋根の建築制限が変更。試した限りでは、階段への後付での三角壁設置は可能となっているようだ。拠点関連では、環境温度の変化がすべて合算される仕様へと変更。キャンプファイヤーを4つ隣接させると、火山の気温になるという。アヌビスが手作業を優先するなど、拠点のパルのデフォルトの作業優先度も調整されているそうだ。

バランス調整としては、スフィアランチャー/拡散スフィアランチャーの飛距離が調整。犯罪時に出現する警官の大幅強化、上質の温泉のSAN値回復量増加などが実施された。また釘の売却金額が“異常に高額”であったとして、1個160Gから20Gへの修正などがおこなわれている。恩恵が感じられたなかったスフィアランチャーや、金策に使われていた釘などが調整対象となったわけだ。そのほかサーバーロビーが一新。サーバー名で検索が動作するようになり、専用サーバー内ではオンラインのプレイヤーが確認できる機能も追加されている。パッチノートの全文については以下のとおりだ。

『パルワールド』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC（Steam/Microsoft Store）向けに発売中。Xbox Game Pass（Xbox/PC/クラウド）にも対応している。