時間感覚フル活用ローグライク『Clock Rogue』正式発表。狙った時間で止めると技が発動、“最強のストップウォッチ”を構築して戦う
国内のデベロッパーMONO ENTERTAINMENTは2月21日、『Clock Rogue』のSteamストアページを公開、正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Clock Rogue』は体内時計特化のローグライクアクションゲームだ。プレイヤーは自分の感覚でストップウォッチを止め、秒数に応じて繰り出される技により、敵と戦うことになる。
本作の舞台となるのはハリネズミの体内だ。プレイヤーはハリネズミの体内環境を守る「ハリ細胞」の一員として、ウイルスと戦う。公開されたトレイラーによると、16日間に渡ってウイルスから体内を防衛することになるという。
バトルではストップウォッチを止めて戦うことになる。公開されたスクリーンショットでは、技の下に3.0~3.4などの数字の表記が存在。数字に合わせた秒数でストップウォッチを止めることで、技を繰り出すことになると思われる。狙った技を発動させるためには、体内時計の正確さが求められそうだ。技は攻撃するものや自分を回復させるもの、敵を状態異常にするものなどさまざま用意される模様。バトルに勝つたびに、3択から選んで時計に技を組み込んでいけるとのこと。
バトルの合間にはショップで買い物し、技を買ったり回復したりすることができるようだ。またスクリーンショットを見るかぎり、ゲームモードは4つ用意される模様。そのうちひとつはノーマルモードをクリアすることで解放されるという。やりこみプレイヤー向けの高難度モードなども用意されるのかもしれない。
本作を手がけるMONO ENTERTAINMENTは、個人ゲーム開発者のmono氏が運営する国内のインディースタジオだ。過去には、講談社ゲームクリエイターズラボの第2期メンバーとして、ジャストガード特化のローグライクアクション『IGNISTONE』を制作している。同作は本稿執筆時点で31件中90%が好評とする「好評」ステータスを獲得。シンプルながら歯ごたえがあるゲームプレイが好評を得た。同スタジオから新たなユニークなシステムのローグライクアクションとして、本作が打ち出されるかたちだ。
『Clock Rogue』はPC(Steam)向けに配信予定だ。