成人向け恋愛ADV『同級生2』リメイク版発表、PC向けに発売へ。elfの手がけた名作美少女ゲームが、攻略しやすい新モードや追加CGを収録して蘇る

FANZA GAMESの美少女ゲームブランド「FG REMAKE」は2月21日、『同級生2リメイク』を発表した。elfより発売された成人向けADV『同級生2』のリメイク版である。

FANZA GAMESの美少女ゲームブランド「FG REMAKE」は2月21日、『同級生2リメイク』を発表した。対応プラットフォームはPC。通常版の価格はダウンロードが税込1万800円、パッケージが税込1万780円となっている。なおプレスリリース内の記載を見る限り、本作は成人向けの作品となるようだ。閲覧にあたっては、注意してほしい。




『同級生2リメイク』は、美少女ゲームブランドelfより1995年に発売された成人向けADV『同級生2』のリメイク版である。本作の主人公は問題児として知られる、八十八学園に通う高校生だ。学園生活最後の冬休みが目前まで迫ったある日、主人公は体育教師の天道とある約束をしていた。そんな中、親友の誘いから主人公の物語が大きく動き始める。女の子との思い出づくりに邁進する、高校生活最後の冬休みが描かれる。

ゲームプレイとしては、プレイヤーは主人公を操作して行き先を選択し、ヒロインたちを攻略していく。本作には時間が存在しており、キャラクターたちも時間にあわせて行動している。女の子のスケジュールにあわせて特定の場所を訪れるなど、イベントを発生させながら冬休みの間を過ごしていくのだ。

なおプレイヤーによる美少女ゲームやADVの評価が集まるサイト「ErogameScape -エロゲー批評空間-」では、1995年発売のDOS版がデータ数177件により中央値85/平均値85点を記録。1997年発売のWindows版ではデータ数405件中中央値82/平均値81を獲得している。なお1995年のDOS版発売後、全年齢向けのコンソール版など多数の移植版がリリース。レビューを見る限り、本作においては攻略しがいのあるゲームプレイや、前作よりも強化されたシナリオ面などが評価されていたようだ。

 


本作『同級生2リメイク』は、1997年に発売された『同級生2』Windows版をベースにシステムやイラストなどを一新したリメイク作品である。リメイクにあたって、立ち絵やイベントCGなどは刷新。イラストレーターのすめらぎ琥珀氏の描き下ろしイラストで、『同級生2』の世界が表現される。

システム面では、クラシックモードに加えてイージーモードが登場している。イージーモードでは、ヒロインの居場所やフラグチェックが可能となっており、攻略本などを眺めなくても十分に楽しめるそうだ。CG/シーン鑑賞やクイックセーブといった機能も搭載されており、マップ画面やUIなどはフルHDにあわせてリファインされているという。また新規要素としては、追加のHシーンが収録されており、ストーリー内のHシーンにはADVモードが追加。外伝シナリオ「卒業生」のリメイク版も収録されているそうだ。システムも含めて現代向けに装いを新たにした、リメイク版となるのだろう。


同級生2リメイク』はPC向けに発売予定だ。通常版はダウンロードが1万800円、パッケージが税込1万780円。豪華版には初代DOS版『同級生2』が付属し、パッケージが1万1880円、ダウンロードが1万1880円。ダウンロード向けには、ボイスドラマ特典付きの豪華版および通常版も、それぞれ1万2430円および1万1330円で発売される(いずれも税込)。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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