物理演算・美容師シム『Hairdresser Simulator』日本語対応で3月6日発売へ。シャンプー・カット・髪染め、無料DLCで髭剃りまで実装予定
パブリッシャーのFrozen Wayは2月16日、Petard Gamesが手がける『Hairdresser Simulator』をPC(Steam)向けに3月6日に配信開始することを発表した。本作は日本語インターフェイスに対応予定。PlayStation 5/Xbox Series X|S向けにも、2024年第2四半期に発売予定だ。
『Hairdresser Simulator』は、美容師シミュレーションゲームだ。プレイヤーは美容院を経営しつつ、接客をおこなっていく。本作においてプレイヤーは技術や道具を駆使して、客が望むヘアスタイルを叶えていくこととなる。また美容院経営の一環として、従業員を雇い、スケジュールや給料を管理し、店の利益を上げていくことも目的としていく。
本作においてプレイヤーはハサミ、クリップ、ストレートアイロン、カールアイロン、コームなど、10種類の道具を使用。さらに縮毛、カール、髪染めなど、10種類のテクニックを駆使して、お客の望むヘアスタイルを叶えていくこととなる。お客となるキャラは総勢18人登場し、それぞれにストーリーが存在。プレイヤーは美容院として彼らのストーリーに触れていくこととなるのかもしれない。髪は一本一本が動き回るような物理演算が実装されているといい、リアリティのある美容師体験を楽しむことができそうだ。
美容院経営には人員管理も重要となる。本作においてプレイヤーは新たな従業員を雇い、店の利益を上げていくこととなる。そのうえでプレイヤーは図書館やパブなど、9種類のロケーションに店舗を出店することが可能。店の掃除業務のほかにも内装や家具などにも手を加えることができるため、自分が思い描く理想の美容院を経営することができるようだ。
また本作にはキャラクタークリエイト機能も実装されている。美容師となるプレイヤーモデルは顔や服装、髪形などの細部までも変更可能となっている。リアリティを追求したい人向けに、写真をアップロードして“自分にそっくり”なキャラクターモデルを自動生成することもできるようだ。
本作を手がけるのはPetard Games。これまで主にパブリッシャーPlayWayの作品のDLCを手がけてきたスタジオだ。今回の『Hairdresser Simulator』は同スタジオがSteam向けに初めてリリースするスタンドアロンのオリジナル作品となるようだ。
なお本作のパブリッシャーを担当するのは『House Flipper』のパブリッシングで知られるFrozen Way。同作のXアカウントを通して、『Hairdresser Simulator』の無料DLCである「Beards and Mustaches」について発表されるという一風変わったPRもおこなわれている。同DLCは、男性の不揃いなヒゲを整えるメンズカットを業務に組み込むことができる追加コンテンツとなる様子。新たに追加される剃刀、ヒゲ用ビーズ、ビーバーの毛ブラシなどを駆使しながら、男性客が望むヒゲを叶えていくこととなるようだ。こちらは本作が発売後の2024年第2四半期に配信開始予定となっている。
『Hairdresser Simulator』は、PC(Steam)向けに3月6日に発売予定。PlayStation 5/Xbox Series X|S向けにも、2024年第2四半期に発売予定だ。