数字を繋げるシンプルパズル『1234 つなげるパズル』スマホ向けに2月20日配信へ。『スイカゲーム』を作ろうとして、全然違うゲームシステムが誕生


shadowloveプロジェクトは2月15日、『1234 つなげるパズル』を2月20日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはiOS/Android。ブラウザ向けの期間限定再公開も検討されているようだ。


『1234 つなげるパズル』は、数字を繋げて大きな数を作成していく、パズルゲーム作品だ。本作でプレイヤーは画面内の数字が書かれたボールを順につなげて、大きな数字の作成とハイスコアの達成を目指す。本作では、3つ以上の数字をなぞって繋げると数字が合体。元になった数字の中で一番大きい数字よりも一つ大きな数字が、最後に繋いだ数字に近い場所へ生み出される。たとえば234を繋げた場合には、元の234が消えて5が画面内に出現。9876と繋げた場合には、10が生み出される。シンプルなルールに従って、大きな数字を作るのだ。

要素としては、数字の合体により空いたスペースには、上から新しいボールが登場。数字が大きくなるほど、ボールのサイズも大きくなっていく。繋げられる対象は距離の近い数字だけに限られており、数が条件を満たしていても距離の遠いボール同士は繋げられない。繋げられる数字がなくなるとゲームオーバーになるため、手詰まりにならないように進めることも重要になる。また本作では、上から登場する数字は基本的に小さな数字ばかり。大きな数字を目指す際には、必要な数字を作った上で、それらを並べる必要がある。シンプルなルールながら意外とやりごたえのある、中毒性の高いゲームプレイが展開される。時間制限は存在しないため、自分のペースでプレイできる点も特徴だろう。


本作を手がけているのは、影絵の人(strawberrygohan)氏によるshadowloveプロジェクトだ。過去作としては、手影絵を用いたアクション『Shadow Love』などをスマートフォン向けに配信してきた。

『1234 つなげるパズル』は『スイカゲーム』の流行を受けて開発された作品の一つである。しかし同氏のX(旧Twitter)アカウントによれば、「『スイカゲーム』を真似したら全く違うゲーム 」になったとのこと。本作は『スイカゲーム』の影響を受けつつも、偶然から生まれた異なるルールの作品となるわけだ。なお本作は正式リリースに先駆け、2月にはブラウザ向けのテスト公開が実施。公開後3日間で作品ページの閲覧数が1万2000件を超えるなど、注目を集めていたそうだ。


『1234 つなげるパズル』は、iOS/Android向けに2月20日リリース予定。またブラウザ向けにも、期間限定の再公開が検討されているそうだ。