銃撃グラップル対戦アクション『ラスティッド・モス・アリーナ』ブラウザ向けに無料公開。高評価メトロイドヴァニアのマルチプレイスピンオフがいきなり登場
弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMおよびfaxdoc studioは2月15日、『ラスティッド・モス・アリーナ(Rusted Moss Arena)』を公開した。ブラウザ向けに無料公開中。URLを共有することで、オンライン対戦ができるそうだ。
『ラスティッド・モス・アリーナ』は、『ラスティッド・モス』をベースとした、オンライン対応の対戦アクションゲームである。オリジナルの『ラスティッド・モス』は、グラップリングや銃火器を用いて戦う、メトロイドヴァニア作品だ。舞台となるのは、妖精たちの存在により、人類が滅びようとしている世界。主人公のファーンは、「チェンジリング」によって入れ替えられ、人間の両親に育てられながら妖精のために動く、替わり子である。同作でファーンは、謎の影パックとともに、人類の時代を終わらせる旅へ出発。滅びゆく世界での戦いが繰り広げられる。
同作はグラップリングを取り入れた探索型の2Dアクションゲームとなっている。プレイヤーは伸縮性のあるグラップリングを用いて地形を上手く利用しながら、ステージを進んでいくのだ。またゲームの進行にあわせて、新たな銃火器やアクションも登場する。トリンケットと呼ばれる、コストの範囲内でアイテムを着脱できる要素も存在。特殊効果をもったアイテムによって、キャラクターの性能をカスタマイズできるのだ。なお同作はPC(Steam)向けに2023年4月に発売。Steamのユーザーレビューでは、583件中87%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。
本作『ラスティッド・モス・アリーナ』では、『ラスティッド・モス』のアクションをベースとした対戦アクションが展開される。プレイヤーは、ファーン/マヤ/アメリ(本作限定プレイヤーキャラクター)の3名のプレイアブルキャラクターの中からいずれかを操作。グラップリングや各キャラクターの攻撃を用いて、戦いを繰り広げるのだ。トレーニングモードをプレイした限りではHPを削りきられるか、ステージ外へ落ちてしまうと残機が失われる。各キャラクターには固有の攻撃方法とアクションが存在。ローグバックネットコードを採用しており、最大4人でのオンライン対戦が可能となっている。対戦時には、いずれか1名がGX gamesのアカウントを作成し、部屋を作成。URLを共有することで、招待したプレイヤーと対戦できるようだ。また公式発表によると、本作はGoogle Chromeなど、Chromium(クロミウム)ベースのブラウザに対応している。
『ラスティッド・モス・アリーナ』は、ブラウザ向けに無料公開中だ。またオリジナルの『ラスティッド・モス』はPC(Steam)向けに発売中で、今春に大型アップデートやコンソール版が配信予定。本作『ラスティッド・モス・アリーナ』は、大型アップデートの合間に制作が進められたそうだ。