オープンワールド乗り物クラフト『TerraTech(テラテック)』Steam版大型アプデで人集まる。マルチ対応・超自由乗り物づくりゲーム、継続アプデで衰えぬ人気

Payload Studiosは2月13日、『TerraTech(テラテック)』PC(Steam)版に向けてアップデート1.6を配信開始した。アプデにともない、プレイヤー数も増加をみせている。

デベロッパーのPayload Studiosは2月13日、『TerraTech(テラテック)』PC(Steam)版に向けてアップデート1.6を配信開始した。アップデートでは新たな企業Space Junkersが追加されている。またアプデにともない、プレイヤー数も増加をみせている。


『TerraTech』はオープンワールド形式の乗り物設計アドベンチャーゲームだ。最大4人のマルチプレイに対応している。プレイヤーはとある惑星の採鉱者となり、さまざまなブロックやパーツを組み合わせ、自由に乗り物を組み立てる。資源の採掘や敵車両との戦闘など、目的に合わせて乗り物をカスタマイズしていくのだ。

ゲームモードは自動生成マップを探検するキャンペーンや、自由にブロックを使用できるクリエイティブなど、複数が用意されている。また、本作にはブロックを製造しているさまざまな企業が存在。キャンペーンモードでは企業からのミッションをこなしてライセンスグレードを上げ、新たなブロックをアンロックしていくことになる。企業は、採掘用重機のブロックを手がけるGeoCorpや、スピードに特化した軽量ブロックが特徴のVentureなど、それぞれ特色ある個性豊かな集団となっている。


本作は2014年にベータ版がSteamにて配信され、2018年にPC(Steam)/PS4/海外Xbox One向けに正式リリース。2019年にNintendo Switch向けにも発売された。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約1万7000件のレビューを集め、92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。バイクや戦車、航空機など、発想次第でいろいろな乗り物を作ることができる自由な乗り物設計が好評を得た。

そんな本作Steam版に向けて2月13日に配信されたアップデートでは、新たな企業Space Junkersが追加された。Space Junkersはスクラップを回収して大企業と戦いを続けている集団だという。他企業ブロックのジャンク品を改修して使っているため同社のブロックは見た目が古びており、一部見た目が他社製品と似ているとのこと。同社製のブロックとして、チェーンソーのような見た目のChainslicerや、効果範囲内の機械の動きを遅くするCog Jammerなどが追加されている。


またアプデをうけて、本作のプレイヤー人口も増加をみせている。SteamDBによると近年は同時接続プレイヤー数500人前後で安定していたところ、アプデ直前から上昇に転じ、直近のピークで約2000人を記録している。ベータ版配信から数えて約10年と、長く親しまれている人気タイトルがアプデを機にふたたび活気づいているかたちだ。なおシリーズ続編として『TerraTech Worlds』が昨年発表され、こちらは現在デモ版が配信されている。新作も含めて、今後も『TerraTech』シリーズの盛り上がりが期待されるところだ。

『TerraTech(テラテック)』はPC(Steam)/PS4/Nintendo Switch向けに配信中だ。また現在各ストアでセールがおこなわれており、Steamでは2月19日まで80%オフとなる514円で購入可能だ。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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