バグ修正しながら進む不穏ゲーム『Miracle Corp.』Steam向けに発表。バグだらけのアクションゲームを遊び、隠された秘密を暴く
デベロッパーのBonefish Gamesは2月8日、『Miracle Corp.』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Miracle Corp.』はメタ要素のある2Dアクションゲームだ。ゲーム内でプレイヤーは、奇妙なレトロゲームを入手する。Miracle Corp.という会社によって開発されたそのゲームはバグだらけだが、なにか秘密が隠されているという。プレイヤーはAIのツアーガイドに導かれ、作中作となるレトロゲームのバグを修正しながらプレイ。ゲームに秘められた真実を探ることになる。
ゲームプレイは、作中作のレトロゲームをプレイするかたちで進行する。1987年に制作されたという設定の作中作は、ほぼ白黒のピクセルアートで描かれた作品だ。本来はヒーローとしてプレイできるはずのゲームだったが、バグにより主人公がスケルトンになっているという。プレイヤーは骨を投げたり頭だけになって飛び跳ねたりと、スケルトンらしいアビリティを駆使してステージを進んでいく。
スケルトンは成長させることができ、探検して装備を整えることで強化していくことができる。また戦闘の合間には、農業や錬金術などをおこなうこともできるという。一方ステージをクリアするのは難しく、待ち受けるボスも強力とのこと。難易度の高い、挑戦的なゲームプレイになるとのことだ。
また作中作となるレトロゲームには、バグが多く存在する。プレイヤーはゲーム内でコードを修正し、バグを直していく必要があるという。ミニプログラミングゲームをこなすことで、作中作を適切に遊べるようになるとのことである。
本作のストーリーは、プレイヤーの選択によって分岐するという。公開されたトレイラーではTHE GAMEとのみ呼ばれている作中作は名前がないようであり、「今すぐこのゲームをやめろ」といったメッセージが表示されるなど、不穏さが醸し出されている。プレイヤーは、難度が高くバグだらけの作中作をプレイしながらMiracle Corp.がゲームに隠した秘密を探り、そしてなんらかの決断を下すことになるようだ。
『Miracle Corp.』はPC(Steam)向けに配信予定だ。