インディースタジオMonomi Parkは2月8日、『Slime Rancher 2』のアップデートv0.4.0となる「Gadgets My Way」を配信した。本アップデートではガジェットシステムの見直しや、新ガジェットの追加などがおこなわれている。このアップデートにより、本作に同時接続プレイヤー数が増加しているようだ。なお本作はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。Xbox Game Pass(PC/コンソール/クラウド)向けにも提供中で、日本語表示にも対応している。
『Slime Rancher 2』は、一人称視点のスライム捕獲&育成ゲームだ。本作の舞台となるのは、レインボーアイランドと呼ばれる島。この土地にはバリエーション豊かなロケーションが存在し、そこに生息するスライムたちもまた、豊富な個性をもっている。
主人公は色とりどりの楽園にて美しい温室を建設し、スライムを集め牧場を作り、農作業を進めていく。また、島には古代文明や謎なども存在しており、そこを冒険するのも魅力のひとつだろう。ほかにスライム飼育などを通じて集めて通貨を稼ぎつつ、装備や農場のアップグレードをしていく要素もある。なお本作はSteamユーザーレビューにて本稿執筆時点で2万2000件以上のうち94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
そんな本作において2月8日、アップデートv0.4.0となる「Gadgets My Way」が配信された。本アップデートでは『Slime Rancher 2』におけるガジェットシステムを再定義したといい、スライムとの関わり方が拡張されているという。新要素により、スライムをジャンプ台で飛ばして遊んだり、ブランコでスライムを遊ばせたりできるようになった。
また今回のアップデートにより建築に際しさまざまなテーマ設定が用意された。好みのロケーションを作成し、スライムと思い出作りすることができる。ビーチ風や遊園地風など、気に入ったテーマを探してみてもいいだろう。
そしてそれに伴って、鉢植えやビーチパラソル、小さなおもちゃの風車、ラジカセなど、36種類の新ガジェットが実装された。これらの新ガジェットは、スライムがインタラクトできるだけでなく、既存のガジェットと連動することも可能となっている。
こうした数々の追加要素が実装されたことが影響したのだろう。本作は「Gadgets My Way」配信後、同時接続プレイヤー数が再び増加した。SteamDBによれば、本作は早期アクセス配信後、同時接続プレイヤー数がしばらく500人前後で推移していた。そして2023年11月にv0.3.0となる大型アップデートが登場。1500人ほどまで同時接続プレイヤー数が増加していた。その後またプレイヤー数は落ち着きを見せたが、今回のアップデートにより、再び1500人程度まで増加したかたちだ。早期アクセスとしてアップデートが継続されており、大型アップデートのたびに人気を維持している様子もうかがえる。
ちなみに「Gadgets My Way」では、上記の内容以外にも、雷雨や暴風雨のときに見つかる新たな資源が追加されたり、ワールドの拡張がおこなわれたりしている。詳細については、公式ニュースハブを確認されたい。
『Slime Rancher 2』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。Xbox Game Pass(PC/コンソール/クラウド)向けにも提供されている。