『ペルソナ3 リロード』世界累計販売本数100万を突破。“アトラス史上最速”での記録達成
アトラスは2月8日、『ペルソナ3 リロード(P3R)』の全世界累計販売本数が100万本を突破したと報告した。パッケージ版の出荷数およびダウンロード版販売数の合計での到達となる。発売から1週間での売上100万本達成は、アトラスのタイトル史上過去最速となるそうだ。
『ペルソナ3 リロード』は、アトラスから2006年に発売されたPS2向けRPG『ペルソナ3』のリメイク作品である。本作の舞台は、1日と1日の間に隠された「影時間」が存在する世界。主人公は、何らかの事情から人工島にある学園へ編入してきた少年だ。学生寮へ入ってから数日後、影時間で謎の怪物シャドウに襲われた主人公は、ペルソナ能力に覚醒。ペルソナ能力者が集まる特別課外活動部へ加入し、仲間とともに影時間での戦いに身を投じることとなる。高校生としての日常と、影時間での戦いが描かれる。戦闘では、敵の弱点を突くともう1度行動できるなど、シリーズ独自の要素を盛り込んだターン制バトルが展開。ペルソナの合成システムなども用意されており、主人公はペルソナ次第でさまざまなスキルが使用可能になっている。
また本リメイク版では、シナリオやキャラクターといった作品の根幹はそのまま、グラフィックが刷新。操作性の向上やインターフェースの変更など、遊びやすくなるような調整も多数おこなわれている。新規要素としては、キャラクターのサイドエピソードや掛け合いのセリフ、ボイスシーンなどが追加。グラフィックを刷新しつつ追加要素などを加えた、『ペルソナ3』のリメイク版となるわけだ。
なお記事執筆時点で、Steamのユーザーレビューでは5118件中97%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得。Steamの同時接続プレイヤー数でも、最大4万5000人を記録するなど、絶好調のスタートを切っている(SteamDB)。
アトラスの発表によると、そんな本作の全世界累計販売本数が100万本を突破したそうだ。本作は2024年2月2日にPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに発売された。発売から6日での100万本突破報告となる。
『ペルソナ』シリーズの発売直後の売上としては、2016年9月15日発売の『ペルソナ5』では、同年9月30日に合計出荷本数55万本突破が報告。2019年10月31日発売の『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』では、同年12月3日に国内40万本のリリース達成が報告。2020年6月14日発売の『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』Steam版では、同年7月11日に50万本突破が報告。2022年10月21日に発売された『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』リマスター版では、同年11月末日での100万本突破が報告されていた。
アトラスの発表によると、発売1週間での100万本セールスは、アトラス発売のタイトル史上、過去最速になるとのこと。リメイク作品としてのマルチプラットフォーム同時展開、かつ多言語対応で発売されている点もあってか、本作はアトラスにとって過去最高のペースでセールスを積み上げるタイトルになったようだ。
『ペルソナ3 リロード』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに発売中。サブスクリプションサービスXbox Game Pass(Xbox/PC/クラウド)にも対応している。