『Apex Legends』シーズン20ではPS5/Xbox Series X|S向けに120fpsのパフォーマンスモード登場。RP制に戻るランクマなど、新シーズン発表会まとめ
現地時間2月13日、『Apex Legends』の第20シーズン「ブレイクアウト」が開幕する(通例通りなら日本時間では14日未明)。今シーズンでは限定新モード、ミックステープの新マップや5周年を記念したイベントが実装されるようだ。このたび弊誌はElectronic Artsから同シーズンのメディア向け発表会に招待いただいた。そこで確認できた情報にもとづき、バトルロイヤルやランクの変更点について紹介していく。バトルロイヤルの各種変更についてはこちら。
発表会ではまず、シーズン20「ブレイクアウト」にてPS5/Xbox Series X|S版に120fpsのフレームレートに対応するパフォーマンスモードが登場することが明かされた。ほかのシューター作品と同様に、対応するモニターでは高いフレームレートでのプレイが可能になるかたち。
そして新シーズンでは、期間限定の新モード「STRAIGHT SHOT」が登場する。本モードの基本はバトルロイヤルと共通だが、よりハイテンポでアクション重視のバランス調整となっている。ゲーム開始時、ドロップシップを経由せず、チームはランダムなエリアで開始する。各エリアは2チーム配置されるため、初動ですぐ戦うか逃げるかの選択が求められるだろう。
また同モードでは武器はすべてのアタッチメントが装着された状態でスポーンする。アタッチメントを拾い集める要素をオミットし、戦闘に注力しやすくなっているようだ。一方で武器は白から金までのレアリティの違いがあるそうなので、運次第で強力な武器と出会える探索の楽しみも損なわれてはいないだろう。参加プレイヤーは1試合30名までで、リングの縮小も通常モードよりも早く、試合は約10分ほどで終わるという。さらにゲーム終了後はロビーを経由せずに再度マッチングが可能とのことだ。バトルロイヤルにおける戦闘の練習や短い時間の息抜きにぴったりな、ハイスピードなモードといえるだろう。
またシーズン20では、ミックステープ限定でサンダードームが装いを変えて復活する。サンダードームはキングスキャニオンにあったエリアで、設定上はAPEXゲームの始まりの地でもある重要な場所だ。今はバトルロイヤルのマップからは姿を消してしまったが、ミックステープにて再び降り立つことができるようになる。なおサンダードームはミックステープの全ルールでプレイできるとのこと。バトルロイヤル時代は高低差の激しい立体的な構造が特徴的なマップであったが、刷新されてどのような変化があるのかは注目される。
そのほか新シーズンではランクシステムも調整される。LP(ラダーポイント)からRP(ランクポイント)にポイントの名称が戻され、獲得方法が調整される。キル・アシスト、順位ポイントなどに加え、高ランクプレイヤーの撃破時や連続で上位入賞した際にボーナスポイントが入る。なお、自分よりも低ランクのプレイヤーに撃破された場合は特にペナルティは無いとのこと。さらに、内部レート(MMR)や昇格試練が廃止される。プレイ結果がランクに反映されやすい、より透明性が高まったランクシーズンとなりそうだ。
とはいえシステムの大幅変更により、新シーズンではすべてのプレイヤーが1RPから足並みをそろえてスタートすることになるという。シーズン初期のランクマッチはハイレベルなプレイヤーが入り混じるやや混沌とした状況になるようだ。
また本シーズンは20シーズン目であり、『Apex Legends』5周年の節目とも重なっている。それに合わせ、マップにはお祭りムードの装飾がおこなわれるほか、数多くのアクセサリーやスキンが実装されるようだ。過去の特別なスキンを獲得できる機会も用意されているという。詳細はパッチノートのリリースを待ちたい。
『Apex Legends』シーズン20「ブレイクアウト」は日本時間2月14日開幕となる見込みだ。