HoYoverseは2月2日、『崩壊:スターレイル』Ver.2.0の新ステージ情報を公開した。Ver.2.0「真夜中に夢を見るなら」で登場する新遺物2種の性能が公開。また疑似花萼(金)で汎用育成素材が獲得可能になる点なども、改めて紹介されている。
『崩壊:スターレイル』は、HoYoverseブランドから展開中のスペースファンタジーRPGだ。本作の舞台は、災厄をもたらすという星核や、星神などが存在する宇宙。主人公は、謎の組織「星核ハンター」によって星核を埋め込まれた、記憶喪失の人物だ。宇宙ステーション・ヘルタでの騒動中に星穹列車のナナシビトたちと出会った主人公は、自身も列車へ乗り込み開拓の旅へ出発。行く先々の星で騒動に巻き込まれながら、宇宙を巡る冒険を繰り広げている。バトルシステムとしては、タイムライン式のターン制バトルを採用。いわゆるガチャ相当の跳躍なども盛り込まれている。
HoYoLAB上にて公開された情報によると、Ver.2.0「真夜中に夢を見るなら」で登場予定の新遺物は、デバフ付与/対象のデバフによってダメージが増加する遺物と、撃破特効バフを付与する遺物となっているようだ。Ver.2.0「真夜中に夢を見るなら」では、新トンネル遺物として「死水に潜る先駆者」「夢を弄ぶ時計屋」が登場する。トンネルの遺物性能詳細については下記のとおりだ。
「死水に潜る先駆者」
2セット効果:デバフの影響を受けている敵への与ダメージ+12%。
4セット効果:会心率+4。デバフを2/3つ以上付与されている敵に対する、装備キャラの会心ダメージ+8%/12%。装備キャラが敵にデバフを付与した後、上記の効果がさらに+100%、1ターン継続。
「死水に潜る先駆者」は、デバフに関連したトンネル遺物だ。2セット効果では、デバフを受けている敵への与ダメージが+12%アップ。4セット効果では会心率+4%引き上げつつ、デバフを2/3つ付与されている敵に、会心ダメージ+8/12%。さらに装備キャラクターがデバフを付与すると、上記効果が100%アップするという。
死水に潜る先駆者は、性質を踏まえると、自身でデバフを付与しながら戦うアタッカーに適した遺物といえそうだ。これまでの実装キャラクターの中では、Ver.1.6で登場したDr.レイシオは、戦闘スキルによって敵の効果抵抗を下げるデバフを所持。さらに、デバフ数に応じて追加攻撃の発動率と与ダメージが上昇する特性をもつ。Ver.1.6現在では、Dr.レイシオと4セット装備が噛み合うトンネル遺物が登場していないかった点も含めて、採用が考えられるかもしれない。
「夢を弄ぶ時計屋」
2セット効果:撃破特効+16%。
4セット効果:装備キャラが味方に対して必殺技を発動する時、味方全体の撃破特効+30%、2ターン継続。この効果は累積できない。
もう一つの「夢を弄ぶ時計屋」は、撃破特効を上昇させつつ、必殺技発動時に味方全体へ撃破特効バフを付与できる新遺物だ。2セット効果では撃破特効+16%。4セット効果では、装備キャラクターが味方に対して必殺技を発動すると、2ターン味方全体の撃破特効が+30%増加する。4セット効果の条件を踏まえると、サポート寄りのキャラクターで味方全体の撃破特効を伸ばしたい際には、採用が考えられるかもしれない。
また撃破特効を伸ばすトンネル遺物としては、「流星の跡を追う怪盗」が存在している。両遺物を比較すると、通常時は「流星の跡を追う怪盗」が16%。「夢を弄ぶ時計屋」の4セット効果発動時は夢を弄ぶ時計屋が14%、それぞれ撃破特効が高い。採用にあたっては、そうした特性も考慮したいところだ。ルアン・メェイの遺物候補として、選択肢に入るかもしれない。
そのほかVer.2.0「真夜中に夢を見るなら」のステージ情報としては、アップデート以降は疑似花萼(金)のクリア時に、ステージ内容に応じた汎用育成素材や合成素材も獲得可能になる。通常戦闘などと同じように、敵から手に入る汎用素材/合成素材が獲得可能になるようだ。凝結虚影の新ステージでは、氷/量子属性の新キャラクター用昇格素材が獲得可能。疑似花萼(赤)の新ステージでは、調和/虚無/壊滅の新キャラクター用軌跡素材が獲得可能になる。
『崩壊:スターレイル』は、PlayStation 5/PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。アップデートVer.2.0「真夜中に夢を見るなら」は、2月6日に配信予定だ。