ワンショット狙撃復讐ゲーム『Children of the Sun』発表。復讐に燃える少女が放つ弾丸、なぜか跳弾しながらカルト教団を一掃


Devolver Digitalは2月2日、個人開発者のRené Rother氏が手がけるパズルシューターゲーム『Children of the Sun』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。なお現在配信中のデモ版では、日本語表示に対応している。

『Children of the Sun』は三人称視点で繰り広げられるパズルシューターゲームだ。主人公は一人の少女。彼女は人生を台無しにしたカルト教団に対して激しい怒りを抱いており、スナイパーライフルを片手に復讐を実行することを決意する。その旅路で、少女は教団の残虐な行為を暴くことになる。

本作では、ステージごとに点在する敵を一掃することが目標だ。しかし使用できる銃弾は1発しかない。代わりに敵やオブジェクトなどの弾が命中した地点から、跳弾するかのように再度新たな敵を狙うことができる。敵を倒し、その地点からまた敵を狙うといった流れを繰り返し、最終的に敵を全滅させるのだ。

敵を倒すにあたって、ただ着弾させるだけでなく、弾道を曲げたり、弾丸を加速させて装甲を貫いたりするといったさまざまなテクニックを活用することも可能。マップの全体像と敵の位置を把握し、的確に撃ち抜けるようにルートを立案する戦略性が問われるだろう。


また本作のステージは何度も繰り返しプレイすることができる。さまざまなクリア方法が用意されているため、試行錯誤することでより効率的に敵を一掃することができるだろう。さらにオンラインのスコアボードも用意されているため、ハイスコアを狙ってプレイするという遊び方もできるだろう。

そして少女が邪悪なカルト教団を追い詰めていくにつれ、復讐劇も描かれていく。教団の信者たちを倒しつつ謎の教祖に迫っていく中で、教団についての闇を解き明かすことにもなるという。どういった真相が隠されているのか、物語の部分も気になるところだ。


本作を手がけるRené Rother氏は、ドイツ・ベルリン在住の個人ゲーム開発者だ。同氏は4年ほど前から「自分は人生で何をしているのか」と悩んだ末にゲームの制作をはじめたようだ。そうして本作を開発しつつDevolver Digitalにメールを送り、同社によるパブリッシングが決定。開発においても同社のスタッフらの協力を得られたという。そんな本作が今回トレイラーとともにストアページが公開され、発表されたかたちだ。

『Children of the Sun』はPC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。