Nintendo Switch『Riviera~約束の地リヴィエラ~』リマスター版、2月29日発売へ。倍速など盛り込み遊びやすく蘇る冒険RPG、仲間の信頼で変わる結末

 

国内のゲーム開発会社スティングは2月1日、『Riviera~約束の地リヴィエラ~』リマスター版をNintendo Switch向けに2月29日に発売すると発表した。通常価格は税込2860円となっている。また本作は、PC(Steam)/iOS/Android向けにも発売予定だ。


『Riviera~約束の地リヴィエラ~』は、2002年にワンダースワンカラー向けとして発売された、ファンタジー冒険RPGだ。本作の舞台は、神界と魔界の間で神魔戦争と呼ばれる永い争いがあった世界だ。神魔戦争から1000年後、かつての魔界は「リヴィエラ」と呼ばれる、精霊たちの棲まう空中庭園となっていた。しかしある日、リヴィエラにて魔族復活の兆しが確認される。ゴートの七賢は事態を受け、神罰の発動を決断。リヴィエラに眠る神々の力をもって、リヴィエラを消滅させようとする。

本作の主人公エクセルは、神罰発動の実行者である告死天使の一人だ。エクセルは神罰を発動させるべくリヴィエラへ向かっていたが、妨害を受け記憶を封印されてしまう。精霊の住むエレンディア出目を冷ましたエクセルは、精霊のキャラクターたちと冒険。世界を破滅に導くインフェルノスからリヴィエラを守るため、冒険や戦いを繰り広げていく。

 


エクセルは、精霊の仲間たちとともにリヴィエラを巡っていく。探索イベントでは、プレイヤーが選択肢によって行動や対象を選択。思いやりのある行動を選ぶと信頼度や好感度がアップするほか、酷い選択肢も用意されている。信頼度によって変化するエンディングも本作の特徴のひとつだ。

またバトルでは、4つのアイテムをキャラクターに装備させて戦いを展開する。同じアイテムでも、キャラクターによって効果が変化。たとえば魔導書の場合では、魔女のシエラが使うと魔法が発動するが、弓使いのルゥリが使うと魔導書を投げる物理攻撃になっていた。アイテムとキャラクターの組み合わせが重要になるわけだ。また本作はワンダースワンカラー版の発売後、ゲームボーイアドバンス版やPSP版なども発売されてきた。


今回の『Riviera~約束の地リヴィエラ~』リマスター版では、公式サイトによると、あらゆる機能や要素の調整をおこない、遊び心地を追求した内容になっているという。まずグラフィックが高解像度化されている。ゲーム中のイラストやバストアップイラストなどの解像度がアップ。あわせてインターフェースも調整されており、大きな画面でもゲーム画面がキレイに表示できるようだ。

また追加要素として、遊びやすいStandardモードが追加。難易度の選択やアイテム入手のヒントなども用意されており、プレイスタイルにあわせたモード選択などが可能となっている。そのほかドット絵の色を原作に寄せる機能、BGM/SE音源の切り替え、ログやオートセーブへの対応、最大5倍速でのイベント/バトルアニメーション再生やイベントなどのスキップ機能、最大5倍の経験値ブースト機能なども追加。単なるリマスターではなく、大幅に遊びやすく調整した作品になっているようだ。追加要素などについては、スティングの公式X(旧Twitter)アカウントなどで紹介されている。


Riviera~約束の地リヴィエラ~』リマスター版のNintendo Switch版は、通常価格税込2860円で2月29日発売予定だ。また本作は、PC(Steam)/iOS/Android向けにもリリース予定となっている。