『サイバーパンク2077』2.11アプデにて近接武器フィニッシャーなどの不具合修正。さらに「一部高級車のカラー変更」など新要素もサプライズ登場

 

CD PROJEKT REDは1月31日、『サイバーパンク2077』PC/PS5/Xbox Series X|S版に向けた無料アップデート2.11を配信開始した。アップデートでは、近接武器でのフィニッシャーの不具合などの報告例が多かった不具合の修正に加え、レイフィールド社製の車のカラー変更できる機能も追加された。


『サイバーパンク2077』はCD PROJEKT RED(以下、CDPR)が手がけ、2020年12月に発売された一人称視点のオープンワールドアクションゲームだ。舞台となるのはサイバーウェアと呼ばれる技術による肉体改造が一般的になった近未来。欲望渦巻く都市ナイトシティにて、主人公Vが生存をかけた戦いを繰り広げる。

本作に向けては2023年9月に最初で最後の拡張パックとなる「仮初めの自由」が発売。その後も大型アップデートがおこなわれ、さまざまな新要素が実装された。恋人となったキャラとの「家デート」や、交通機関「NCARTメトロ」に乗車することが可能に。また既存要素の調整も実施され、アダム・スマッシャーをはじめとするボスの強化などもおこなわれた(関連記事)。

そんな本作に向けて、不具合修正をはじめとしたアップデートが配信開始された。その中でも特に注目を集めるのは近接武器のフィニッシャーについての修正だろう。


近接武器のフィニッシャー(とどめ演出)は2023年9月に実施された無料アップデート2.0にて、サーマルカタナやスモークグレネードといった武器の追加とともに実装された(関連記事)。しかしこのフィニッシャーについては、スローになる演出が入るものの、モーションが再生されないなどとして不具合が報告されていた。それが今回のアップデートで修正されたかたちだ。

また“サプライズ”として、レイフィールド社製の車のペイントカラーを変更できる「クリスタルコート」機能が追加された。カリバーンやエアロンダイトといった高級車を自分好みの色に変更してみてもいいだろう。

そのほか、戦闘状態であればホロコール中でも「サンデヴィスタン」を使用できるようになったり、バイクのサスペンションやブレーキが改善されたりするといった、仕様の修正などもおこなわれている。各修正項目の詳細についてはパッチノートを参照されたい。


サイバーパンク2077』および拡張パック「仮初めの自由」は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。また本編と「仮初めの自由」をセットにした『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』ダウンロード版がPC/PS5/Xbox Series X|S向けに発売されている。同エディションはPS5向けにパッケージ版も2024年2月15日発売予定だ。