『ポケモンSV』アプデでわざマシン「きんぞくおん」作成にタテトプス素材要らなくなる。ドラゴンエール効果継続バグなど不具合いろいろ修正


株式会社ポケモンは2月1日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下、ポケモンSV)に向けて更新データVer.3.0.1を配信開始した。Ver.3.0.1では、技の不具合や、わざマシン作成についての仕様の修正がおこなわれている。

『ポケモンSV』は、『ポケットモンスター』シリーズの最新作。ゲームフリークが開発を手がける。本作の最大の特徴は、オープンワールドを舞台に、境目なくシームレスに広がる街や大自然が楽しめること。広大なフィールドで新たな冒険が繰り広げられる。

また本作は「ゼロの秘宝」として追加コンテンツが実装されている。このDLCは「前編・碧の仮面」と「後編・藍の円盤」、そして番外編に分かれている。本編が繰り広げられるパルデア地方から離れ、「前編・碧の仮面」・番外編ではキタカミの里に、「後編・藍の円盤」ではブルーベリー学園へと向かい、そこで新たな物語が描かれる。


今回のアップデートでは既知の不具合に調整がおこなわれた。その中でも特に大きいものは、わざマシン223「きんぞくおん」の作成素材についての変更だろう。きんぞくおんを作成するためには、ポケモンの落とし物としてコイルのねじ・エレキッドのけ・タテトプスのツメが必要だ。

タテトプスは『バイオレット』ではブルーベリー学園のテラリウムドームにて捕獲することができるが、『スカーレット』では出会うことができない。そのためタテトプスのツメはオンラインでタテトプスのレイドバトルに参加するなどで入手する必要があった。この点が不具合として、今回タテトプスのツメが素材から除外されたかたちだ。


ほかにもわざ「ドラゴンエール」も不具合が存在していた。ドラゴンエールは自分を除く味方全体の急所ランクを1段階増加(味方がドラゴンタイプの場合は2段階増加)させるわざだ。この効果を受けたポケモンが控えに戻った場合、増加した急所ランクが元に戻る、というのが正しい効果だ。しかしそれが増加したままになっているという不具合が存在しており、それも今回の更新データで修正された。

そのほかマーイーカを「ふしぎなアメ」や「けいけんアメ」でレベルアップさせたときにボタン入力が反応しなくなるなどといった不具合なども修正されている。詳細についてはパッチノートを確認されたい。

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』および大型DLC「ゼロの秘宝」は、Nintendo Switch向けに発売中。『スカーレット』『バイオレット』に向けてそれぞれDLC「ゼロの秘宝」が発売されており、「前編・碧の仮面」と「後編・藍の円盤」、そして番外編が配信中だ。