『原神』アプデVer.4.4にてPC版が仮想フルスクリーンへ正式対応。ゲーム内オプションから簡単に設定可能、いろいろウィンドウ操作しつつ遊べるように
HoYoverseは1月31日、『原神』にてVer.4.4「彩る紙鳶、春梳きて」を配信開始した。同アップデートでは、PC版にて仮想フルスクリーンに正式対応。このほか璃月とフォンテーヌ間がプレイアブル化したほか、チーム編成枠の追加などもおこなわれている。
『原神』は、HoYoverseブランドから配信中のオープンワールドアクションRPGである。本作の舞台は、7つの国や元素が存在する世界テイワット。主人公の旅人は、何らかのきっかけからテイワットへやってきた人物だ。本作で旅人は生き別れた兄/妹を探すべく、テイワットの各地を冒険。相棒のパイモンとともに、7国を巡る旅を続けている。またテイワットは広大なオープンフィールドとして表現されており、アップデートにてマップが拡張されてきた。今回のアップデートでは、璃月地域の新マップ沈玉の谷・上谷/沈玉の谷・南峰/来歆山が追加され、璃月とフォンテーヌが地続きになっている。要素としては、元素反応を活かして戦うアクションや、いわゆるガチャ要素なども特徴だろう。
Ver.4.4「彩る紙鳶、春梳きて」では、PC版にて仮想フルスクリーンへ正式対応を果たした。オプション内の画面から表示モードにて「ボーダレス」を選択すると、仮想フルスクリーンモードで『原神』がプレイできる。仮想フルスクリーンとは、ボーダーレスウィンドウ(ボーダレスウィンドウ)などとも呼ばれる、画面の表示形式の一つだ。仮想フルスクリーンでは、ディスプレイ全域にゲーム画面を表示しつつ、ほかのウィンドウを操作してもゲーム画面をそのまま表示可能。フルスクリーンとウィンドウモード双方の特性をあわせもっており、マルチディスプレイ環境で便利な表示形式となっている。近年のPCゲームにおいては、フルスクリーン/ウィンドウとあわせて採用例が増えている表示形式といえるだろう。
『原神』では素材の採集時など、攻略情報を見ながらプレイしたいシーンが存在する。しかし、今回のアップデート以前の『原神』では、フルスクリーンとウィンドウにのみ対応。仮想フルスクリーンで『原神』をプレイするためには、起動オプションやボーダーレス化ツールなどを使用する必要があった。今回のアップデートでは、ついに『原神』の表示モードに「ボーダレス」が追加。ゲーム内でオプションを変更するだけで、仮想フルスクリーンで『原神』がプレイ可能になったわけだ。
またVer.4.4「彩る紙鳶、春梳きて」では、新プレイアブルキャラクターとして閑雲と嘉明が登場。璃月とフォンテーヌ間の新地域および同地域での世界任務追加や、チーム編成枠の上限解放や聖遺物一括装備機能の追加なども実施されている。
『原神』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。