疲れた大人向けノベル『限界OL海へ行く』Steamにて1月31日配信開始へ。昼休み中にOLが突然海へ向かう限界旅

ゲーム制作スタジオ超OK(veryOK)は1月30日、『限界OL海へ行く』を1月31日に配信開始すると発表した。昼休み中に限界になったお姉さんが海へ向かう、疲れた大人の旅ノベルゲームである。

国内のゲーム制作スタジオ超OK(veryOK)は1月30日、『限界OL海へ行く』を1月31日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込1000円。リリース記念セールが実施予定とされており、2月5日までの期間は30%オフの税込700円で購入できる。


『限界OL海へ行く』は、昼休み中に限界になったお姉さんが海へ向かう、疲れた大人の旅ノベルゲームである。本作のメインキャラクターであるお姉さんは、社会人として会社に務めるOLだ。限界OLと称されており、昼休み中にも帰りたいと考えるなど、精神的にかなり疲弊しているようだ。本作ではそんなお姉さんが、ある日の昼休み中に突如限界になってしまう。限界を迎えた彼女は、会社へ戻らずに電車へと搭乗。たどり着いた海の街で、現実世界から逃れてきた同類たちと出会う。居場所を求めてさまよう、疲弊した大人の旅が描かれる。

 


お姉さんはそれぞれお気に入りの場所をもった個性的な旅人たちと出会い、自身も場所を求めて海の街をさまよっていく。キャラクターとしては、授業が辛くなった日に海へ来るヤイバ、海の街の写真の評価が惡いマタタキ、酒に溺れるヤケノハラ、あまり現実を語らないモコなどが登場。お姉さんは、彼らと会話しながら徐々に日の沈む海の街を巡り、自分の場所を見つけようとするようだ。辛い現実から逃れ、立ち向かう勇気を手にする場所は見つけられるのだろうか。また本作はジャンルとしてはノベルと称されている。イラストの演出とともに、テキストによってストーリーが展開されるのだろう。公称プレイ時間は45分から1時間程度。1本道のストーリーが描かれるとのことだ。


本作を手がけている超OKは、クルステ氏による国内のゲーム制作スタジオだ。過去作としては、『PHRASEFIGHT』や『ツキササリーナ』などをリリースしてきた。本作『限界OL海へ行く』においては、クルステ氏がプログラムおよびテキストを担当。比喩氏がキャラクターイラスト、Atree氏が音楽を手がけている。また同スタジオは、1月20日および21日に開催されたゲーム展示会「東京ゲームダンジョン4 」へ参加。クルステ氏のポストによれば、同作の試遊は平均15分の待ち時間が発生するなど、注目を集めていたようだ。

『限界OL海へ行く』は、PC(Steam)向けに1月31日配信開始予定だ。通常価格は税込1000円。2月5日までの期間は、30%オフの税込700円で購入できる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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