人類見守り惑星づくりシム『Reus 2』5月23日発売へ。巨人として人々の文明を導き、時に天罰を下す
パブリッシャーのFiresquidは1月30日、Abbey Gamesが手がけるシミュレーション・ストラテジーゲーム『Reus 2』を5月23日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。また日本時間2月1日よりデモ版も公開される予定だ。
『Reus 2』はシミュレーションゲームだ。舞台となるのはとある惑星。惑星には強大な力をもつ巨人たちがおり、彼らは環境を操作することができる。巨人はそれぞれ植物を育てたり、海を生み出したりといった、固有の能力をもっている。プレイヤーはこれらの巨人を操作し、能力の組み合わせなどにより惑星の環境を形作ることができる。そうして作り出された自然環境によって、そこに住まう人類の文明が進化したり、発展したりすることになる。
人類文明の発展の方向性は、プレイヤーの巨人の操り方によって変化する。巨人が生み出す資源には相乗効果が存在しており、活用することによって効率的に発展させることも可能だ。しかし場合によっては、欲深く育ってしまった人類が戦争を始めたり、巨人に対して攻撃をしたりすることもあるようだ。発展のスピードと内容のバランスを考えつつ進めていく必要があるだろう。
また本作には周回要素が存在している。以前のプレイの内容が「遺産」として星に残されるようだ。新たに文明を育てる際に助けとなってくれるかもしれない。
本作を手がけるAbbey Gamesはオランダ・ユトレヒトに拠点を置くインディーゲームスタジオだ。同スタジオは2013年に『Reus』をリリース。『Reus』は本作と同様に、巨人を操って人間の文明を発展させたり、惑星を豊かにしたりするといったシミュレーションゲームであった。本作『Reus 2』は約10年ぶりとなるシリーズの続編となり、複数の惑星を作れるといった要素が加わりパワーアップしているそうだ。
なおほかにも同スタジオは『Godhood』という、宗教を作り浸透させていくシミュレーションゲームもリリースしている。「神」や「宗教」などをテーマとした個性的なシミュレーションゲームを送り出してきたAbbey Gamesの特色が、『Reus 2』でも活かされるかたちになるだろう。
ちなみに本作は日本時間2月1日よりSteamストアページにてデモ版が公開される見込みだ。デモ版では岩の巨人(Rock)、海の巨人(Ocean)、沼の巨人(Swanp)が登場し、それぞれ砂漠、海、熱帯雨林が作成できる。巨人の組み合わせによる人類の発展といった基本的なゲームプレイが体験できるだろう。本作が気になる人はデモ版をプレイしてみてはいかがだろうか。
『Reus 2』はPC(Steam)向けに5月23日発売予定だ。なお2月1日からはデモ版がプレイ可能になる見込みだ。