『パルワールド』の「ンダコアラ」にハマる人続出。やる気なさすぎエナドリ中毒、不機嫌に見えて優しい

『パルワールド』の一部プレイヤー間で「ンダコアラ」に注目が集まっている。癖のあるキャラクター性が人気のようだ。

パルワールド』の一部プレイヤー間で「ンダコアラ」に注目が集まっている。目つきが悪くやたらとやる気のない働き方をする一方、図鑑では意外と優しいことが説明されているなど癖のあるキャラクター性が人気のようだ。


『パルワールド』は、オープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。対応プラットフォームは、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)。舞台となるのは不思議な生き物パルたちが暮らすパルパゴス島。環境ごとに生息するパルが異なっており、亜種/ボス/伝説/ラッキーパルなど珍しいパルも含めて、100種類以上のパルが存在するとされる。プレイヤーはパルを捕まえてさまざまなかたちで利用しながら島で生活し、冒険を繰り広げていく。

そんなパルの一体である「ンダコアラ(Depresso)」に本作の国内外のプレイヤーから注目が集まっているようだ。ンダコアラは闇属性のパルだ。夜限定で出現するパルであり、序盤のエリアに生息しているためゲーム開始時に入手したプレイヤーも多いかもしれない。攻略において特に強力なパルではないものの、その見た目と生態からコミュニティでの人気を博している様子だ。

ンダコアラはほかの闇属性のパルと同じく、悪そうな見た目をしている。特に目つきの悪さは大きな特徴だろう。そしてユーザーの多くが注目しているのは「作業時のやる気のなさ」だ。ンダコアラは採掘の作業適性をもつものの、採掘時の動きがやたらと遅く、つるはしをほとんど動かさないのだ。張り切って働くツッパニャンと比較された以下のgif画像を見ると、ほかのパルとの働き方の違いは一目瞭然だろう。


なおアニメーションではのっそりとしているものの、作業効率はほかの採掘適性Lv.1のパルと同様のようだ。最小限の動きでも問題なく働ける心得があるのかもしれない。いずれにせよ気怠そうにゆっくりと働くンダコアラの様子は海外ユーザーを中心に面白がられており、人気を博している。

ちなみにンダコアラのパートナースキルは「カフェイン摂取」。発動するとンダコアラがエナジードリンクを大量摂取し、一定時間移動速度が激増するスキルだ。カフェインに頼る危ない働き方を想起させ、ンダコアラがやる気のない働き方をしている理由を何となく察してしまう。ここぞというときしかやる気が出ないタイプなのかもしれない。

なおンダコアラな図鑑説明によると、目つきが悪く友達は少ないものの、心は優しいそうだ。群れからはぐれたタマモにエサを分け与える姿が目撃されているといい、無愛想そうな見た目に反して慈愛の精神を持ち合わせているようである。


そうしたキャラクター性もあってか、ンダコアラはコミュニティから妙な愛され方をしている様子。さっそくイラストが描かれたり、擬人化されたりといったファンアートが制作されている。素直な可愛らしさとはひと味違うンダコアラのキャラクター性はユーザーの心を掴んでいるのだろう。

『パルワールド』では多彩なパルが登場し、それぞれステータスだけでなくモーションの違いなどさまざまな個性を備えている。今回のンダコアラのように図鑑説明や固有スキルから見えてくるキャラクター性もあり、強さや便利さとは違った基準でお気に入りのパルを探してみるのもいいだろう。

パルワールド』はXbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに早期アクセス配信中だ。また本作は、Xbox Game Pass(Xbox/PC/クラウド)に対応している。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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