『パルワールド』には亜種でもラッキーパルでもない“特殊個体”が存在するとの報告。知らずに撃破されがちな「特別なナエモチ」

 

パルワールド』にて亜種でもラッキーパルでもない“特殊個体”の存在が報告され、話題を博している。知らないうちに出会って倒してしまったというプレイヤーもいるようだ。


『パルワールド』は、オープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。対応プラットフォームは、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)。舞台となるのは不思議な生き物パルたちが暮らすパルパゴス島。環境ごとに生息するパルが異なっており、パルたちはそれぞれ特技をもっている。プレイヤーはパルを捕まえてさまざまなかたちで利用しながら島で生活し、冒険を繰り広げていく。

本作のパルたちは基本的にはランダムにパッシブスキルを備えている。同種のパル間でもパッシブスキルにより能力の違いが生まれる仕組みだ。またパルパゴス島には、亜種/ボス/伝説/ラッキーパルなど珍しいパルも含めて、100種類以上のパルが存在するとされる。たとえば亜種のパルは通常の同種のパルと色が違い、種類によっては姿も一部異なり属性が違うといった変化も見られる。またラッキーパルはフィールド上で低確率で見つけられる珍しいパルだ。光り輝くエフェクトが出ており、通常の同種のパルより体が大きい点が特徴だ。作業速度と攻撃が上昇するパッシブスキル「希少」を備えている。

一方で、亜種でもラッキーパルでもないパルのバリエーションが存在するという。特別な種類の存在が報告されているのは草・地属性のパル「ナエモチ」だ。樹液のような体をしたパルで、頭部に葉っぱの生えた被り物をしている。ちなみに図鑑説明文によると被り物がなくなると徐々に萎えていき、しまいには腐り果ててしまうという。ナエモチはゲーム開始直後のエリアに生息しており、序盤からの相棒となっているプレイヤーもいるだろう。


そんなナエモチには特殊個体が存在。SNS上では、フィールド上で頭に「赤い花」を咲かせたナエモチを発見したというユーザー報告が上がっている。頭部に赤い花が咲いているほかに違いはなく、色の違う亜種や体が大きく派手なエフェクトのあるラッキーパルよりも見逃しやすい特殊個体といえる。


なお花を咲かせたナエモチを撃破あるいは捕獲するとアイテム「きれいな花」をドロップする。特殊個体と知らずに倒したものの、きれいな花を取得した覚えのあるユーザーは一定数いるようだ。花咲きナエモチの発見報告を見て初めて特殊個体の存在を知ったとの反応も見られた。ちなみに弊誌のチームで検証した限り、今のところ花咲きナエモチのような特殊個体はナエモチ以外発見できなかった。

序盤のエリアは草属性のパルが比較的多く、ナエモチには注目しなかったプレイヤーもいるかもしれない。そんなナエモチにひっそりと用意された特殊個体を探し、コレクションしてみるのもいいだろう。

パルワールド』はXbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに早期アクセス配信中だ。また本作は、Xbox Game Pass(Xbox/PC/クラウド)に対応している。