Epic Gamesストアにて1月26日、『Infinifactory』の無料配布が開始された。配布期間は2月2日午前1時まで。期間内にライブラリに追加しておけば、配布期間終了後もプレイ可能だ。なお本作の対応言語は本稿執筆時点で英語のみとなっている。
『Infinifactory』は、一人称視点で展開される3Dサンドボックス型のSFパズルゲームだ。ある日宇宙人に突如拉致されたプレイヤーは、さまざまなブロックを配置して生産ラインを構築する作業に目的も知らされないまま従事させられる。ラインを完成させ指定された種類のブロックを規定数納品すればステージクリアとなり、運搬の基本となるベルトコンベアを筆頭に、ライン分岐のための回転機や異なるブロックをつなぐ溶接機といった多様なタイプのブロックを駆使しながら与えられた課題の達成を目指していく。
ステージが進むにつれ難しさも増していくが、その過程で入手できる音声データから謎めいた物語の背景も少しずつ明かされていくようだ。ブロックは設置や削除がアクションひとつで簡単にできるほか、俯瞰視点でラインを見渡しながら作業可能なジェットパックなどの機能も搭載されており、プレイヤーに自由な構築を促すための仕掛けが随所に施されている。
また、本作は各ステージにおける解法が一つだけではなく、複数の道筋から攻略できることも大きな特徴となっている。クリア時間や使用ブロック数などを基にしたスコアが表示されるため、違うアプローチを試してみたり点数を他のプレイヤーたちと競い合ってみたりするのも楽しいだろう。
本作は協定世界時2015年6月にPC（Steam/Epic Gamesストア/GOG.com）向けにリリースされ、2019年にはitch.ioでも配信された。海外向けにはPS4版も発売されている。開発は『SpaceChem』や『Last Call BBS』（関連記事）などのパズルゲームで知られるZachtronicsが手がけており、本稿執筆時点ではSteamユーザーレビューにて約1700件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを得るなど高く評価されている。
『Infinifactory』はEpic Gamesストアにて2月2日午前1時まで無料配布中。なお、次回の無料配布タイトルは、3Dオブジェクトに隠された仕掛けを解き明かしていくパズルゲーム『Doors: Paradox』が予定されている。
