『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2(スクフェス2)』3月末でサービス終了へ。サービス開始直後に「収益が厳しい」報告のあったタイトル

 

ブシロードは1月25日、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!(スクフェス2)』を3月31日15時にサービス終了すると発表した。サービス終了後には、獲得した部員や称号が見返せるローカル版が準備されているそうだ。


『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!』は、「ラブライブ!」シリーズのスクールアイドルたちが登場する、リズムゲーム作品だ。本作では「ラブライブ!」シリーズの全楽曲がプレイ可能と謳われており、500曲以上の楽曲が収録。μ’s、Aqours、虹ヶ咲学園、スクールアイドル同好会、Liella!といったスクールアイドルたちが登場。ストーリー要素として、彼女たちの日常やイベントシナリオなども展開されていた。


本作は『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル(スクフェス)』の事実上の後継作として、2023年4月にiOS/Android向けに配信開始された。前作相当の『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』は、2013年に配信開始されたスマートフォン向けリズムアクション&アドベンチャーゲームだ。公式サイト上の記載ではKLabおよびブシモが開発。2017年には、全世界ユーザー数4000万人突破が報告されている。同作は2013年のサービス開始から2023年3月のサービス終了までの約10年間、多くのプレイヤーに遊ばれていた。

本作『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!』はそんな『スクフェス』の後継作として2023年4月にサービス開始された。しかし、ブシロードの2023年6月期の通期決算説明資料によれば、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』とともに想定していた12ヶ月分の収益は見込めなかったという。収益が想定を下回っていた状況もあり、今回サービス終了が発表されたのだろう。また「ラブライブ!」シリーズのタイトルとしては、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』も2023年6月にサービス終了している。


本作では3月31日15時のサービス終了まで、キャンペーンやイベントの実装が予定されている。公式サイト内の発表によると、新規譜面の追加やイベント「ふり~ツア~」の開催、季節や誕生日にあわせたログインボーナスなどが予定されているようだ。また開発運営メッセージによると、本作ではローカル版が準備されている。3月31日以降もローカル版を通して、獲得した部員や称号が見返せるそうだ。詳細は改めてお知らせ予定とのこと。なおローカル版には、リズムゲームパートは実装されない。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!』は、2024年3月31日15時にサービス終了予定だ。また本作グローバル版の公式X(旧Twitter)アカウントによれば、本作グローバル版は2月にサービスが開始され、5月31日にサービス終了予定とされている。

【UPDATE 2024/1/25 17:27】
グローバル版に関する情報を追記