ケモミミ喫茶店運営ゲーム『けものティータイム』発表、Steamにて2024年発売へ。ドット絵とASMRが紡ぐ、癒やしと切なさのケモミミおもてなし

Studio Lalalaは1月24日、『けものティータイム』を発表した。ブレンドティーでケモミミの生えたお客様をもてなす、喫茶店シミュレーションゲームである。

フリュー株式会社のゲームレーベルStudio Lalalaは1月24日、『けものティータイム』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年下半期にリリース予定。発表にあわせて、Steamのストアページや動画などが公開されている。


『けものティータイム』は、ブレンドティーでケモミミの生えたお客様をもてなす、喫茶店シミュレーションゲームである。本作の舞台は、ケモミミが当たり前に存在する世界。この世界でひとらしく生きるためには、甘いティータイムと癒やしが不可欠なのだという。本作でメインキャラクターのタルトは、妹のマカロンとともに期間限定の喫茶店を運営する。3週間の営業期間を通じて、期間限定出店の理由などが明かされていくようだ。またタルト以外の店員やお客様は、全員がケモミミとされている。居候の旅人であるキッシュや、片目に傷を負った高年の男性など、さまざまなケモミミキャラクターが登場。喫茶店に訪れるケモミミたちが癒やされ、救われ、どのような最後を迎えるか。出会いと別れが描かれるようだ。

 


店長であるタルトは、訪れるケモミミたちにオリジナルのブレンドティーを提供する。本作では紅茶9種類、ハーブ15種類、隠し味6種類を組み合わせて、オリジナルのブレンドティーを制作する。お店にやってきたケモミミたちにあわせて、茶葉をベースにハーブなどをブレンド。オリジナルのブレンドティーで癒やしを提供するのだろう。また本作では、音にもこだわっているようだ。喫茶店で流れるBGMは、訪問したケモミミたちに応じてインタラクティブに変化。ASMR(バイノーラル)の各種音響やオノマトペなども使用し、その場限りのメロディーが展開されるという。またスクリーンショットを見る限り、本作ではゲーム画面がドット絵で構成されている。ピクセルアートで描かれる可愛らしいケモミミたちや喫茶店の様子なども本作の特徴だろう。


本作を手がけているStudio Lalalaは、フリュー株式会社のゲームレーベルだ。『クライマキナ』『モナーク』などに携わってきた林風肖氏が代表を担当。同レーベルの携わっているほかの作品としては、『神椿市協奏中。』が2024年春にリリース予定となっている。

また本作『けものティータイム』では、林風肖氏がプロデュース/企画・シナリオ/ディレクションを担当している。制作スタッフとしては、声優の小岩井ことりさんが林氏と共にプロデュースを担当。イラストレーターのNOCO氏がキービジュアルおよびキャラクターデザイン。音楽はSnail’s House、ピクセルアニメーションはUltimate Pixel CrewのAPO+が手がけるなど、名のあるクリエイター陣が制作に関わっているようだ。


『けものティータイム』は、PC(Steam)向けに2024年下半期にリリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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