『VALORANT』アプデ8.01にてスカイ弱体化、ガイディングライトの再チャージ不可能に。ほかのイニシエーターを“圧倒”していたため

 

Riot Gamesは1月24日、『VALORANT』パッチ8.01の内容を公開した。同パッチではスカイのガイディングライトが弱体化されたり、アイソのダブルタップが強化されたりなどしている。


『VALORANT』はRiot Gamesが手がける、基本プレイ無料FPSだ。プレイヤーらはエージェントと呼ばれる、それぞれの能力と役割をもったキャラを選択。5人1組のチームで攻守に分かれ、アタッカー側はスパイクと呼ばれるアイテムを指定されたエリアに設置し、一定時間防衛。一方のディフェンダー側はそれを防ぐことを目的とする。

今回のパッチでは、一部のエージェントに調整が加えられた。そのなかでも注目を集めるのはスカイの弱体化だろう。スカイのガイディングライト(E)については再チャージが不可になった。このことによって、スカイは時間経過や回収によって再チャージ可能なスキルを失った。

Riot Gamesによると、スカイはソロキューでもパーティーでも明らかにピック率でほかのイニシエーターを圧倒していたという。統計サイトBlitzによると、前エピソードでは、ランク帯を問わず全体として7%前後のピック率を叩き出しており、イニシエーターとしてはほぼ1位、エージェント全体としても6位ほどに位置していた。今回のパッチでの調整には、ほかのフラッシュを使うエージェントの活躍の機会をより増やそうとする狙いがあるのだろう。


ほかの調整として、スカイのガイディングライトは終了時に自動的にフラッシュを発動するようになった。ガイディングライトは一度鷹を放ち、飛行させつつ任意のタイミングで再使用することでフラッシュが発動するというスキルだ。そして飛行時間が終了すると鷹はそのまま消えてしまっていた。それが今回、飛行時間終了後に自動でフラッシュが発動する変更が加えられたわけだ。短距離で使用する場合には使用感に変わりはないものの、飛行距離をぎりぎりまで伸ばしたいと思ったときにうっかりフラッシュが発動できなかった、という事態はなくなるだろう。

一方でアイソには強化がおこなわれた。ダブルタップ(E)発動時に敵を倒すと出現する、オーブの持続時間が2秒から3秒に伸びた。またオーブを撃つと獲得できるシールドの効果時間が15秒から20秒に増加。さらにシールドの幅が狭まり、エリアなどに突入した際に今までより敵に察知されにくくなるとのことだ。


そのほかパッチ8.01では、レイズのブラストパック(Q)のサウンドが大きくなって接近を把握しやすくなったり、ジャンプ投げの挙動の一貫性が高められたりなどした。さらにマップの調整では、閉鎖されていたブリーズのAホールが再び通れるようになったため、アタッカーの展開の仕方に選択肢が増えるかもしれない。詳細については、公式パッチノートを参照されたい。

VALORANT』は、PC向けに基本プレイ無料にて配信中だ。