超能力少女ほんわか学園物語『ハッピーテレパシー』Steam/コンソール向けに発売へ。テレパシーで相手の本心を読みつつ、日常のお悩み解決


パブリッシャーのわくわくゲームズおよび個人開発者のトマ子氏は1月23日、『ハッピーテレパシー』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに2024年発売予定。またSteam版の発売後には、コンソール版も発売予定であるそうだ。


『ハッピーテレパシー』は、学校の友達の悩みをテレパシーで解決していく、テレパシートークアドベンチャーゲームである。本作の主人公・心凪みるは、相手の考えていることがなんとなくわかる女の子だ。静かなタイプではあるものの、テレパシー能力もあってか周囲の好感度が高いのだという。本作では心凪みるの何気ない日常の1ページが描かれていく。ある日主人公のみるは、テレビで「今日人助けをするといいことがある」という占いを見かける。占いに影響されたみるは、今日は人助けをしようと学校へ登校。ちょっとした人助けをしながら過ごす少女の1日が展開される。

 


心凪みるは、テレパシー能力を使って学校の友達の悩みを解決する。みるは、いつもどおりの日常の中で、学校での何気ない会話を繰り広げていく。スクリーンショットを見る限りでは、少年と部活やテストの話をしたり、少女と音楽の話をしたりするシーンなどが描かれるようだ。プレイヤーはそんな会話の中で、みるが口に出す言葉を選択する。みるには、テレパシー能力により相手の思っていることが見えている。プレイヤーはテレパシー能力も参考に、みるの行動を選んで悩みを解決していくのだろう。ただし、本作では少年少女の何気ない日常の1ページが描かれるため、選択による大きな変化などはないという。何気ない日常をハッピーで埋め尽くすことが目的となるようだ。ストアページによると本作ではハッピー、ほんわか、ほっこり、かわいい要素100%の物語が描かれるそうだ。


本作を手がけているのは、国内の個人開発者トマ子氏だ。ゲームの開発以外に、イラストやTPRGのシナリオなどを公開してきたようだ。同氏によるnoteの記事によると、本作は2023年中に完成を目指す作品として、2023年6月頃に制作をスタート。ゲーム展示会「横浜ゲームダンジョン」への参加も経て、開発が進められてきた。プレスリリースによると、本作は2024年春から初夏の発売を目標に、制作が進められているという。トマ子氏のX(旧Twitter)アカウントによれば、具体的な発売日などのお知らせにはもう少し時間がかかりそうな状態にあるようだ。


『ハッピーテレパシー』は、PC(Steam)向けに2024年リリース予定。Steam版の後には、コンソール版も発売予定とされている。