SWAT体験シューター『Ready or Not』アプデで日本語対応。任務内容や味方隊員の特技などいろいろ日本語に
デベロッパーのVOID Interactiveは1月18日、『Ready or Not』に向けてアップデート「1.0: Hotfix #2」を配信開始した。今回のアップデートにて本作は日本語を含む複数の言語に対応を果たしている。
『Ready or Not』はタクティカルFPSだ。シングルプレイのほか、最大4人での協力マルチプレイにも対応している。プレイヤーは特殊警察部隊SWATの隊員として、チームと共に数々の犯罪現場へと突入を試みることとなる。人質の保護や犯人の無力化などを最優先事項としながら、状況に応じた任務を遂行するのだ。また本作のゲームシステムはリアルさを重視している。銃弾の貫通や跳弾などがシミュレートされ、敵AIは遮蔽を用いた銃撃戦をおこなうほか、投降したふりや死んだふりなどの行動も見せる。
今回、本作に向けて最新アップデート「1.0: Hotfix #2」が配信開始された。本アップデートにて本作は新たに日本語を含む6か国語への対応を果たしている。また特定の状況でNPCの死亡アニメーションが再生されない不具合や、味方NPCが目標を報告しようとするとアニメーションがループに陥り動けなくなる不具合などが修正された。
本作は先月12月14日に正式リリース。新武器・新マップに加えて、新たにシングルプレイ向けのCommander(指揮官)モードなどが実装された。同モードは任務をクリアすると次の任務がアンロックされる方式で進行。また同モードでは、味方NPC隊員を雇用して編成するシステムが登場した。隊員たちはそれぞれ違った装備をもつほか、任務中の経験に応じて固有の特技を習得。一方で任務中にはストレスも蓄積するため、休ませる、治療を受けさせるなどの対処も必要だ。
今回の日本語対応により、各任務のブリーフィングが日本語化。任務の目的などを確認しやすくなるだろう。さらに隊員たちの特技やその効果も日本語化されており、新要素を楽しみやすくなった。一部機械翻訳のような粗い部分も垣間見えるものの、国内プレイヤーにとってより遊びやすくなるアップデートといえそうだ。またローカライズについては今後も改善がおこなわれていくとのことだ。
なお本日には本作の開発者ブログである「Development Briefing」のVol.67が投稿され、今後の展望やバージョン1.0での各要素の調整意図などが説明されている。昨年末に告知されていたとおり本作に向けては今後もアップデートが継続されるとのこと。まずはフィードバックを反映するゲームバランス調整とパフォーマンス改善が優先的におこなわれ、Hotfixを通じて実装されていくそうだ。また長期的な計画をロードマップとして公開することも予定されているという。正式リリースを迎えた本作の、2024年の新たな展開も注目されるところだろう。
『Ready or Not』はPC(Steam)向けに発売中だ。