ボクセルで「世界を物理的にシミュレートする」ARPG『Lay of the Land』正式発表。物理演算世界で建築・戦闘・ダンジョン探索など自由な冒険
個人デベロッパーのSouthern Cross Interactiveは1月13日、『Lay of the Land』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Lay of the Land』はサンドボックス型のアクションRPGだ。本作ではモンスターたちと戦いながら、ファンタジー世界で冒険をおこなう。プレイヤーは生い茂る廃墟や死の寺院などダンジョンに挑み、隠された秘密や財宝を探しだす。またゲーム内世界にはさまざまなバイオームが存在し、ボクセルベースの自由な建築をおこなうことも可能だという。
本作のゲームプレイでは一人称視点で探索・戦闘をおこなう。近接武器だけでなく、弓矢や呪文など遠距離武器も用意されている。またダンジョン内にはボスモンスターが存在し、困難な戦いに挑むことにもなる。敵を倒してさまざまな装備を獲得し、より冒険を有利に進めていくのだ。
本作には物理エンジンが導入されており、「すべてが物理的にシミュレート」されているという。水の流れが表現されていたり、草木を燃やしたりすることができるようだ。またゲーム内世界はボクセルで構成されているため、オブジェクトを自由に破壊することも可能だ。周囲のオブジェクトを崩してモンスターに落下させるなど、環境を上手く利用した戦法も可能となるようだ。
本作を手がけるのは、オーストラリアに拠点を置く個人開発者のTooley1998氏だ。同氏は2014年からゲーム制作を始め、2021年ごろから本作の開発に取り組んでいるという。現在まではタイトルが未定のまま開発がおこなわれ、同氏のYouTubeチャンネルなどで進捗が報告されてきた。そしてこのたび本作のタイトルが「Lay of the Land」と決まり、正式に発表されたかたちだ。
『Lay of the Land』はPC(Steam)向けに発売予定。