『グランブルーファンタジー リリンク』PS5/PS4向け無料体験版で「自分の思う最強キャラ」がいっぱい誕生。みんな違ってみんな強い

Cygamesは1月12日、『Granblue Fantasy: Relink(グランブルーファンタジー リリンク)』のDEMO版をPlayStation 5/PlayStation 4向けに無料で配信開始した。さっそくSNS上ではプレイアブルキャラクターそれぞれの使い心地などが注目されているようだ。

Cygamesは1月12日、『Granblue Fantasy: Relink(グランブルーファンタジー リリンク)』のDEMO版をPlayStation 5/PlayStation 4向けに無料で配信開始した。さっそくSNS上でプレイヤーの感想が多数投じられており、豊富なプレイアブルキャラクターそれぞれの使い心地などが注目されているようだ。なお本作製品版はPS5/PS4/PC(Steam)向けに2月1日に発売予定。


『グランブルーファンタジー リリンク』は、Cygamesから配信中の基本プレイ無料RPG『グランブルーファンタジー』(以下、グラブル)をもとにした3DアクションRPGである。本作の舞台は、伝説の地を目指す旅の道程でたどり着いたというゼーガ・グランデ空域だ。主人公を含めた騎空団の仲間たちは、謎の組織アヴィア教団などと戦いながら、空を巡る新たな冒険を繰り広げていく。

本作にはシングルプレイ用のストーリーモードに加えて、最大4人でのマルチプレイに対応するクエストモードも用意される。プレイアブルキャラクターとしてはグラン/シータのほか、カタリナ/ラカム/イオなど『グラブル』のキャラクターたちが多数登場。それぞれのキャラクターを特徴づけるアクションが用意されている点も持ち味となる。また4人で集中攻撃する「リンクアタック」「奥義チェイン」などの要素も存在する。さらに、アクションゲームを普段遊ばないプレイヤーへ向けた、アシストモード/フルアシストモードといった仕組みも用意される。

今回配信されたDEMO版ではチュートリアルモード/ストーリーモード/クエストモード、3つのモードがプレイ可能だ。中でもクエストモードには、3種類のクエストが収録されている。オフラインに加えてオンラインマルチプレイも可能であり、グラン/カタリナ/ラカム/ヨダルラーハ/ゼタなど11キャラクター使用可能。ストーリーモードよりも少し歯ごたえのあるバトルが待ち受けているとされる。


そんな本作DEMO版配信開始を受けて国内X上では「リリンク」がトレンド入り。多数のプレイヤーたちがさっそく本作の感想を共有している様子だ。特に多く見られる反応が特定のキャラの使用感を紹介する投稿。本稿執筆時点では、ナルメアやゼタ、ラカムやヨダルラーハといったキャラの性能についての感想が多く見られる。

ナルメアは武芸百般を極めようとする家系に生まれた剣豪。チャージで広範囲への攻撃が可能な源氏の構えと、素早い連撃が可能な神楽の構えを切り替えながら戦う点が特徴だ。特定の攻撃を当てることで「胡蝶」をチャージでき、胡蝶のチャージ数によってアビリティの性能が強化される。構えの使い分けで多数の敵を相手取ったり、強敵相手に胡蝶のチャージを意識しながら火力を高めたりといったテクニカルな戦いが可能な点が注目されている様子だ。

またあるユーザーは、銃撃を駆使するラカムが安全な遠距離から連続攻撃を叩きこみ続けられる点が強いと着目。ほかにもカウンターを絡めながら空中攻撃主体に立ち回るゼタや、同じくカウンターと広範囲攻撃などを駆使するヨダルラーハなどに、プレイの楽しさや強力さから注目が集まっている様子だ。プレイヤーたちはさまざまなキャラクターを試し、思い思いの“最強のキャラクター”を決めているようだ。


そのほか各キャラクターに用意されたコミュニケーション機能「エモート」をはじめ、さままざまなモーションにも注目が集まっている様子。ランスロットの優雅な立ち振る舞いや、ゼタのクールな座り方、シャルロッテやナルメアの可愛らしいエモートなどが好評のようだ。

なお本作は2016年に発表され、長期にわたって開発が進められてきたタイトルだ。過去の弊誌のインタビューに対してディレクターの梶泰幸氏は、全プレイアブルキャラクターに専用アクションが存在する点について開発が凄く大変だったとしつつも、「『グラブル』のキャラクターで自由にアクションできる」という点は一切妥協をしたくなかったと伝えていた。全キャラクターでしっかりとプレイ感が違うように仕上がっており、どのキャラクターでも快適に最後まで遊べるようにバランス調整されているそうだ(該当記事)。

また各キャラクターは、ファンも納得できるようにグラフィックや動きも細部までこだわられているという。長期にわたり開発されてきただけに、開発者がこだわった部分が体験版の段階でユーザーから反響や評価を受けているかたちだ。


『グランブルーファンタジー リリンク』体験版では先述のとおり全11キャラクターを使用可能。本稿で紹介したほかのキャラクターも、使ってみれば思わぬ使い心地の良さや強み、魅力的なエモートが見つかるかもしれない。製品版発売を待つあいだ、使用可能なキャラをじっくりと研究してみるのもいいだろう。

なお製品版ではさらにプレイアブルキャラクターが増加し、現時点で発表されている発売時のキャラクター数はグラン/ジータを含めて20名。また4月のアップデートでは十天衆の「シエテ」および「ソーン」が実装予定となっている(関連記事)。

グランブルーファンタジー リリンク』はPlayStation 5/PlayStation 4/PC(Steam)向けに、2024年2月1日に発売予定。PS4/PS5版は予約購入者向けの特典として、本作を2024年1月29日0時からプレイできる「アーリーアクセス権」やゲーム内アイテムが付属される。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

Articles: 2585