農作仙人RPG『仙郷物語』1月18日正式リリースへ。Steam高評価仙人スローライフゲームは農作・釣り・戦闘ほかやる事いろいろ


パブリッシャーの2P Gamesは1月11日、YiFang Studioが手がけるスローライフシミュレーション『仙郷物語』を1月18日に正式リリースすると発表した。本作は現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。


『仙郷物語』は、美しい渓谷にある集落で、農業を中心にしたスローライフを楽しむことができる経営シミュレーションゲームだ。本作は仙人として仙術などを使用したりするなど、一風変わった農業経営が楽しめる。プレイヤーは衰退した不老不死を求める宗派の一員となり、宗派の復興を目指していく。農作物や生産物を売買し、新しい建物を建てたり、新しい仲間を増やしたりしながら、宗派を繁栄させるための資金を得ていくことになる。

本作においてプレイヤーは、仙人として渓谷で農業・釣り・薬の採集などをしながら生活していくこととなる。自身の農地や居住区は自由に変形・拡大が可能となっており、四季の移ろいとともに多数の食材を育てていくことが可能となっている。暮らしの基盤となる居住区は100種類以上の家具から飾り付けることが可能となっており、プレイヤーの個性あふれる家を建築することも可能だ。また、仙人の修行を通して、農作業効率などを上昇させることができる「仙術・仙法」を習得することもできる。


『仙郷物語』は、2022年より早期アクセス配信が開始。それから戦闘システム・ボス・修仙・カスタマイズ要素などを始めとした、大掛かりなものも含むアップデートが重ねられてきた。ユーザーから厳しい評価を受けていた戦闘システムについても改善がおこなわれたという。そうしたシステム変更に応じて、プレイヤーが意欲的に秘境などの探索をおこなえるように素材やボス配置を設計。また、ユーザーから「コンテンツ不足」が指摘されていた「修仙」システムには追加コンテンツが実装されており、新たな仙術や丹薬の精製などが修得可能となっている。

本作における重要アイテムである「法宝」や「仙法」も、アップデートを重ねるごとに増えている。神農の鎌など、農作業効率が大きく変わるアイテムが実装されたことで、農業関係のQoL(遊びやすさ)が底上げされる調整がされてきている。さらに農作業の自動化なども可能となった。そしてゲーム内キャラクターたちとの交流コンテンツの拡充や、プレイヤーキャラの服装・アクセサリーといったアイテムも追加されるなど、多数コンテンツ実装がおこなわれていた。


また正式リリースであるバージョン1.0で実装される内容も一部公開されている。まず正式リリース版ではメインストーリーが一時的な完結を迎えるようだ。さらに一定の好感度まで上げたキャラクターを招待して、同じ屋根の下で同居することも可能となるという。あわせて、好感度イベントの追加なども実施されるとのこと。居住地の外観などが改造・改築できるようになるため、自分好みのホームを作り、深い絆を結んだ友とスローライフを楽しむことができることだろう。

正式リリース版では、ほかにもクエストの進捗状況の表示機能の追加・ギフトの効果を強化・バックパックや宴会システムUIの改善など、ユーザーからのフィードバックを受けて調整された修正が実装予定とのこと。


『仙郷物語』は、本稿執筆時点でSteamユーザーレビュー2264件中81%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。レビューの多くは本作における度重なるアップデートによるコンテンツの追加や、遊びやすさの向上を高く評価する声が見受けられる。ユーザーの声を反映させながらブラッシュアップされてきた本作が、正式リリースされることとなる。

『仙郷物語』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。1月18日には正式リリース予定だ。一風変わった仙人としての農業ライフを楽しんでみたい人は、ぜひ本作を手に取ってみてはいかがだろうか。