デベロッパーのOther Ocean Interactiveは1月11日、Steam版『Project Winter』にて「フリーパス」システムを開始した。一部機能に制限がかかりつつも、1日に2回まで無料でマッチを遊ぶことが可能となる。
『Project Winter』は2019年にリリースされた人狼系オンラインマルチ・サバイバルゲームだ。プレイヤーは雪山からの脱出を目指すクルーの一員となり、脱出を目指す「サバイバー」とそれを阻止する「トレイター」に分かれて対戦をする。最大8人まで同時に遊ぶことができ、キャラクター同士の位置や距離で音量が変化するゲーム内ボイスチャットも実装されている。
脱出にあたっては機械の修理や探索などのタスクをこなす必要があるほか、空腹や寒さ、冬山特有の変わりやすい天気などに気を配らなければならない。また、本作では銃器や斧などでの戦闘も可能。時には脱出を賭けた血みどろの殺し合いにも発展する。死体からロールを奪う「アイデンティティシーフ」といった役職も存在するため、誰を信用するにも注意が必要となる。
今回、本作Steam版における「フリーパス」システムが開始された。これは本作をSteamで購入・所持していなくとも、1日2回まで無料でマルチプレイなどを遊ぶことができる仕組み。他ハードとのクロスプレイに対応しており、ソロでもフレンドとでも問題なく遊べるとのこと。ただし、フリーパスのプレイヤーはキャラクターのカスタマイズやプログレッションが制限されるため、見た目を細かく変更することはできない。
また、公式Discordの投稿によると、1日当たりに配布されるフリープレイトークンは必要に応じて配布数を変更する可能性も示唆されているため、1日2回との制限が変更されることもあるかもしれない。
『Project Winter』はPC(Steam/Microsoft Store)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売中。フリーパスがSteam版のみに展開中である点には注意されたい。