高評価クリッカー街づくりシム『Factory Town Idle』Steamにて正式リリース。爆裂的に町を拡大させていくインフレ資源管理


インディー開発者のErik Asmussen氏は1月9日、『Factory Town Idle』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)。Steamでの販売価格は税込580円で、1月16日まで30%割引となる税込406円で販売中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。


『Factory Town Idle』はクリッカー系街づくりシミュレーションゲームだ。2021年にリリースされた『Factory Town』のスピンオフ作品である。本作では建物の建設や労働者の割り当てなどを、シンプルなクリックのみで管理する。資源を集めつつ、町を急速に拡大させていくことになる。

本作にはマップなどは存在しないため、建設にあたって導線などを意識する必要はない。プレイヤーが主にやるべきことは、資源の需給調整だ。たとえばゲーム開始時点から存在する天然資源は、採取することで木材となる。木材は製材所にて木の板に加工ができ、木の板はさらに加工して車輪にしたり、雑貨屋で販売してコインにしたりと、多岐にわたる使い道がある。こうして徐々に複雑化するサプライチェーンを管理しつつ、研究で高度な施設をアンロックしていく。

またゲームが進行すると、複数の町を同時に管理することになる。密林の町や魔法の町など、それぞれ特色ある町には独自の資源が存在し、たがいに交易をおこなうことが可能。複数の町で足らない資源を融通しつつ、全体をさらに発展させていくのだ。

 


本作は2023年4月21日よりSteamにて早期アクセス配信を開始した。その後アップデートが重ねられ、本年1月9日に晴れて正式リリースされることとなった。正式リリースに先だっておこなわれたアップデートではUIの改良やバランス調整がされたほか、蒸気などが交易できるパイプラインが追加されている。

本作はSteamユーザーレビューにおいて、本稿執筆時点で433件中90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。またSteamレビュー統計サイトSteam Scoutによると、全レビューの約37%にあたる164件のレビュー投稿者は、100時間以上本作をプレイしているという。多彩な資源を管理する手軽ながらも深みのあるゲームプレイが好評であり、本作のゲームプレイはプレイヤーを熱中させているようだ。

『Factory Town Idle』は、PC(Steam/itch.io)向けに配信中。なおリリース記念セールとして1月16日まで定価580円のところを30%オフの406円で販売中だ(いずれも税込)。

【UPDATE 2024/1/10 14:05】
セール価格を修正