『League of Legends(LoL)』シーズン2024開幕。大規模アプデにはサモナーズリフト地形変更や新アイテム追加・ミシックアイテム廃止など変更盛りだくさん
Riot Gamesは1月10日、『League of Legends』(以下、LoL)の新シーズンとなるパッチ14.1の内容を発表し、配信開始した。新シーズンにおいてはマップである「サモナーズリフト」の地形に変更が入ったほか、ミシックアイテムの廃止や、ジャングルに存在するモンスターの仕様の変更など、多くの内容が更新されている。
パッチ14.1は、『LoL』のシーズン2024における最初のパッチだ。本作は新シーズンの開幕とともにさまざまな要素に変更が加えられている。その中でもまず目を引くのは地形の変更だろう。
地形の変更は2023年中に公式サイトにて予告されていた。『LoL』におけるマップ「サモナーズリフト」に変更が入るのは2019年以来4年振りとなる。Riot Gamesによると、その目的はマップ左下からスタートする「ブルーサイド」とマップ右上からスタートする「レッドサイド」の差をなくすことにあるという。
サモナーズリフトはおおよそ点対称のマップとして形作られており、トップレーンとボットレーンではそれぞれのサイドで異なった形をしていた。そのため、片側のサイドのジャングラーやサポートが遊撃しやすかったり、移動の面での効率が良かったりといった差が生じていた。それが今回の変更によって、サイド間の有利不利を極力抑えられているかたちだ。
またアイテムにも変更が加えられ、ミシックアイテムが廃止された。ミシックアイテムは、2020年11月より実装されたティアシステムの最高ティアとなるアイテムだった。同ティアのアイテムは2つ以上所持できない代わり、ほかのアイテムよりステータス値が高く設定されていた。
Riot Gamesはたびたびそうしたアイテムを調整してきたが、ミシックアイテムが使いこなせないチャンピオンの存在が課題となり調整を断念(関連記事)。今回ミシックアイテムというティアそのものを廃止して、すべてをレジェンダリーアイテムとして一元化することになった。
変更にあたっては、エバーフロストやレディアント ヴァーチュ、ゲイルフォースなどのアイテムが削除。そのほかミシックティアだったアイテムは、ステータスが一部弱体化されるなどして調整が加えられた。
一方で追加されたアイテムも存在する。メイジ向けに「マリグナンス」や「ストームサージ」、アサシン向けに「プロフェイン ハイドラ」や「オポチュニティー」が追加されるなど、チャンピオンの方向性に応じた新アイテムによって、チャンピオン独自のゲームプレイをおこないやすくしたかたちだ。
パッチ14.1ではほかにも、リフトスカトルやバロンナッシャーといったジャングルに存在するモンスターの変更や、プレイヤーが設定するルーンの変更というように、多くの項目に変更が入っている。各項目の詳細についてはパッチノートを参照されたい。
『League of Legends』はPC向けに基本プレイ無料で配信中だ。