デベロッパーのHarvester Gamesは2023年12月29日、『Burnhouse Lane』の日本語対応パッチを配信開始した。UIと字幕、およびゲーム内グラフィックが日本語に変更可能となっている。ホラーゲームキュレーターのホラーゲームのススメ氏が伝えている。
『Burnhouse Lane』は2022年12月に発売された心理ホラーアドベンチャーゲームだ。主人公は生死の境を彷徨う看護師。彼女は生きるために五つの無理難題を突き付けられ、現実世界と“もう一つの世界”を行き来することとなる。選択肢によって展開の変わるダークなストーリーや、少ない物資で身を守りつつ謎解きをするサバイバルホラー要素などが特徴だ。
本作を手がけるHarvester Gamesは『The Cat Lady』などの高評価ホラーゲームを制作してきたインディーデベロッパーだ。本作『Burnhouse Lane』はSteamユーザーレビューで本稿執筆時点で633件中94%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得。恐ろしくも奇妙なストーリー展開や、スタジオの持ち味であるグロテスクな表現などが高い評価を受けている。
そんな本作に向けて昨年2023年12月29日、日本語対応パッチが配信された。Harvester Gamesの作品で日本語対応がなされるのは本作が初となる。日本語化を手がけたのはSeshatことAyako Otsuka氏およびRobert Edison氏とのこと。UIや字幕のほか、壁の落書きといったゲーム内グラフィックも抜かりなく日本語化されている。物語性や演出面で評価を受ける作品であり、余すことなく日本語で楽しめるようになったのは嬉しい点だろう。
なお公式発表によると、異なるSteamデポ(データ群)を利用しているため、Steamクライアントの言語を日本語に設定しなければ日本語版は遊べないとのこと。他言語でSteamを利用している場合は注意されたい。
『Burnhouse Lane』はPC(Steam)およびXbox One向けに発売中だ。日本語対応アップデートは現時点ではSteam向けに配信されていると見られる。