不穏な田舎町ガーデニングゲーム『Grunn』発表。不気味な屋敷の庭をお手入れしつつ謎に迫る

Sokpop Collectiveは2023年12月30日、『Grunn』を発表し、2024年にリリースすると告知した。田舎町を舞台に、庭師が不気味な屋敷の謎に迫るアドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのSokpop Collectiveは2023年12月30日、アドベンチャーゲーム『Grunn』を発表し、2024年にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。


『Grunn』は一人称視点で繰り広げられる、アクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのはオランダの北の果てにあるごく普通の田舎町。プレイヤーは庭師となって、週末に町へ向かう。メンテナンスをするところは屋敷や道沿い、墓地と思しき区画などさまざまあり、背の高い草を刈ったり、花に水をあげたりなどしてメンテナンスをおこなう。

そうしてプレイヤーは庭師としての仕事を月曜までにこなしていくことになる。しかし不思議なことに、仕事をするにあたっていくつかの道具がない模様。事情を聞こうにも庭の所有者は不在であり、家には立ち入ることができない。そのためプレイヤーは町に繰り出し、必要な道具を探しに行く。その過程で町を探索したり、町の人と交流したりすることができるようだ。

またトレイラーでは不気味な演出も見られ、ストアページの説明にも「Uncover dark mysteries(隠された謎を解き明かす)」「Discover multiple endings(複数のエンディングを発見する)」といった記載もある。ただ庭の手入れをするだけではなく、静かな田舎町や不気味な屋敷の謎に迫っていくことになるのかもしれない。こうしたストーリー面の展開も気になるところだ。

 


本作を手がけるSokpop Collectiveは、オランダ・ユトレヒトを拠点とするインディーゲームデベロッパーだ。同スタジオは4人のゲームデザイナーによって構成されており、ジャンルを問わずさまざまなゲームを数多くリリース。村運営カードゲーム『Stacklands』などが高評価を獲得してきた(関連記事)。

また過去作にはソウルライクアクション『Brume』や見下ろし型アクション『Featherfall』などがあり、ローポリゴンで描かれる物静かな雰囲気が好評を集めている。本作でもそうしたスタジオの特色が活かされているかたちだろう。

『Grunn』はPC(Steam)向けに2024年リリース予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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