協力プレイ深海ホラーゲーム『Ocean Gap』Steam向けに発表。暗い海底には“実験失敗”が生んだ巨大ザメや変異体がうごめく
パブリッシャーのTeneke Kafalar Spotlightは1月1日、SAT Productionが手がける協力型・深海ホラーゲーム『Ocean Gap』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、パブリッシャーによると日本語表示にも対応予定。。
『Ocean Gap』は、オンライン協力プレイ型の深海探索ホラーゲームだ。舞台となる惑星では、かつて別の星からやってきた知的生命体が在来種を実験台として遺伝子改造したという。しかし実験は失敗し、突然変異を起こした生物が生まれ始めた。本作の開始時点では知的生命体は去ってしまったものの、彼らが残した変異生物が施設跡地を徘徊しているようだ。また、知的生命体の力の源である「Cube」の確保を目的として謎の組織も暗躍しており、プレイヤーは組織の手が届く前にCubeを破壊することを目的とする。
Steamストアページやトレイラーによると、プレイヤーの生存には「息継ぎ」と「静止すること」が重要になるようだ。深海を泳ぎ回る生命体はプレイヤーの動きに反応を示すような描写があり、プレイヤーが静止することで生命体から存在を認識されずにやり過ごすことができると見られる。また息継ぎが重要になるとのことから、海中での可動時間が限られているのだろう。プレイヤーは酸素ボンベや呼吸ができる空間など、呼吸を管理しながら、ギリギリの緊迫状態のなかでキューブを探すこととなりそうだ。
またSteamストアページに公開された動画や画像を見るに、本作にはサメなどの馴染み深い生物もいるようだ。とはいえキャラクターの大きさと比較すると数倍もあることから、突然変異により生まれた巨大ザメかもしれない。プレイヤーに敵対する存在と見られ、大きな脅威となることだろう。またステージには敵がどこから襲ってくるかわからない上下左右が開けた大海原がある一方で、海底にはプレイヤーひとりが辛うじて通れるほどの窮屈な空洞もあるようだ。深海特有のロケーションでのホラー要素や、そこで見られる演出にも期待したい。
『Ocean Gap』を手がけるのはデベロッパーのSAT Production。同デベロッパーにとって本作は処女作となるようだ。なおパブリッシングを務めるのはトルコの人気YouTube/TwitchチャンネルTeneke KafalarによるパブリッシャーTeneke Kafalar Spotlight。本作のほかにも対戦バスケットボールゲーム『Hoop Fighters』やローグライクサバイバルゲーム『Survive Wall』がSteam向けに発売予定となっており、新進気鋭のデベロッパーとパブリッシャーが手がける深海Co-opホラーゲームの登場に注目したい。
『Ocean Gap』は、PC(Steam)向けに配信予定だ。
【UPDATE 2024/1/5 19:12】
『Ocean Gap』パブリッシャーチームのMehmet氏によると、本作のインターフェイスは“間違いなく(for sure)”日本語にも対応される予定とのこと。同氏は日本語対応を望むXユーザーのポストにもリプライするかたちで反応している。