マルチ対応・冒険サバイバルクラフト『Necesse(ネセス)』売上100万本突破。「日本でも人気」な高評価ゲーム、4年かけて大台達成
Hooded Horseは12月23日、Fair Gamesが手がける『Necesse(ネセス)』の販売本数が100万本を突破したと報告した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、日本語表示にも対応している。
『Necesse』は見下ろし型のオープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。舞台となるのはモンスターの蔓延るファンタジー世界。プレイヤーはランダムに生成される世界にて、拠点を構築したりモンスターやボスと戦闘したりしながら冒険を繰り広げることになる。シングルプレイのほか、ほかのプレイヤーのワールド(サーバー)に参加して協力プレイすることも可能となっている。
本作の拠点には農場や工房などさまざまな施設を配置可能。また入植者を雇って施設からの資源の収集を自動化することもできる。近くの開拓地との交易も可能となっており、資源を売って得たお金で装備品を買い揃えるのもよいだろう。なお本作の世界は危険に満ちており、警備を雇ったり罠を仕掛けたりして拠点の守りを固めておく必要もある。
本作の世界はランダム生成され、さまざまなバイオームが存在。それぞれのバイオームごとに特徴的なモンスターやボスなどがいるため、冒険に出発する際には装備や薬を購入したりクラフトしたりして準備しておくことが肝要だ。そして弓や魔法、あるいは格闘技など好きな戦い方を極め、強敵を打ち破るのだ。なお本作ではワールド設定にて難易度などを自分好みに調整可能。思い思いのプレイスタイルで遊ぶことができるだろう。
本作は2019年12月から早期アクセス配信開始。アップデートによりさまざまな新要素が盛り込まれてきた。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約9000件を集め、うち94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。マルチプレイで賑やかに冒険や拠点づくりを楽しめる点のほか、入植者たちの存在でシングルプレイでも快適に遊べる点が評価されている。また入植者のニーズを満たすための拠点運営要素も好評のようだ。
このたびそんな本作の販売本数が100万本を突破したことが報告された。パブリッシャーのHooded Horseによると、本作は日本でも人気のタイトルだという。Steamユーザーレビューでも日本語のレビューが100件以上寄せられており、国内ユーザーからの人気の高さがうかがえる。
なお本作に向けては直近では12月12日に大型アップデートv0.23.0が配信され、新たにSurvival Modeなどが導入された。Survival Modeでは食料が腐敗するようになるほか、拠点の住民が長らく飢餓状態に陥った場合に拠点から去るようになった。フィードバックにて要望されていた、よりリアルなゲーム内経済実現に向けた第一歩となる要素だそうだ。デフォルトでは有効となるほか、ワールド設定でいつでも切り替え可能とのこと。
なお本作ではこれまでワールド内で作成したキャラクターはそのワールド内でしか使うことができなかった。一方、同アップデートにて各プレイヤーのキャラクターがワールドから独立して扱われるかたちとなり、ほかのワールドにキャラクターを持ち込んで使うことも可能となった。一方でワールドやサーバーのオーナーは、従来どおりのキャラクターとワールドが紐つける設定を選ぶこともできるそうだ。
そのほかにもv0.23.0ではさまざまな新機能や調整などが実施された。詳しくはこちらのパッチノート(英文)を参照されたい。なお本作は大型アップデートのあとに開幕した「Steamウィンターセール2023」の対象タイトルにもなっており、日本時間1月5日午前3時まで定価1240円の50%オフとなる640円で販売中。お得に購入できることも売上100万本突破突破の最後の一息に寄与したかもしれない。
早期アクセス配信開始から4年を迎え、売上100万本の大台を達成した『Necesse』。正式リリースとなるバージョン1.0配信の予定は定まっていないそうで、今後もコミュニティからのフィードバックなどにあわせて検討されていくとのこと。さらに正式リリース後にもゲームの拡充を続ける予定だそうで、これからも長期にわたってサポートが続けられていくことだろう。
『Necesse(ネセス)』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。「Steamウィンターセール2023」の対象タイトルとなっており、日本時間1月5日午前3時まで定価1240円の50%オフとなる640円で販売中だ。