ド派手岩掘削クリッカーゲーム『(the) Gnorp Apologue』Steamにて人気&好評スタート。ミニ生物が岩をありとあらゆる手段で削りまくる

個人デベロッパーのMyco氏は日本時間12月15日、クリッカーゲーム『(the) Gnorp Apologue』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。個人開発タイトルとして高い人気を集めている。

個人デベロッパーのMyco氏は日本時間12月15日、クリッカーゲーム『(the) Gnorp Apologue』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はさっそく個人開発タイトルとして高い人気を集め、Steamユーザーレビューにて高評価が寄せられている。

『(the) Gnorp Apologue』はクリッカーゲームだ。プレイヤーはgnorpと呼ばれる小さな生き物がお金持ちになるための活動を手伝うこととなる。フィールドの中央には謎の白い石が存在しており、これを叩くと破片が出る。この破片を資源として集めることで、gnorpが施設を作ったりアップグレードしたりできる。

ゲームプレイの初めは手動での採掘や、削りだした資源の運搬が必要になる。しかし資源を集めていくと建設物を建てられるほかにも、資源を運搬するgnorpや、武器を持って石を自動で攻撃するgnorpを呼んだりすることができる。この時gnorpが石を攻撃する手段は、体当たりに始まり、矢を射ったりするなど多種多様だ。

本作はこうしてgnorpをたくさん呼び出して石を削っていくのだが、資源の回収量が一定を超えると、それ以降はゲームをリスタートすることが可能になる。一定量資源を集めるごとにポイントが獲得され、リスタート後はそれを消費してgnorpの能力を開放することができる。そうしてより効率的に、多くの資源を回収するため石をひたすら削っていくのだ。


本作は12月15日にリリースされてから、Steamにおける同時接続プレイヤー数が右肩上がりに増加。SteamDBによれば、12月16日時点ですでに最大同時接続プレイヤー数が3000人を突破。個人開発の新作タイトルとしてかなり多くのプレイヤーを集めている。同日にはインディーゲームを取り上げている海外のYouTuberによって、本作のゲームプレイ動画が投稿されており、3万回弱の再生数を獲得している。この動画も流行を形作った要因のひとつかもしれない。

さらにSteamユーザーレビューも好評。本稿執筆時点では317件中97%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。レビューでは、資源を集めておこなうアップグレードの多様性を評価する声が多い。

特に石を効率的に削るために戦略を立て、それに沿ったアップグレードを開放していくプランニングの過程が評価点となっているようだ。またgnorpたちの動きや、石の削れるエフェクトといったアニメーションやアートスタイルも好評を博しているようだ。


また本作の今後のアップデート計画も告知されている。gnorpの開放可能な能力の一部やアップグレードについて、あまり人気がないもののバランスを調整したり、ハードモードのような別モードを実装したりすることを考えているという。好調なスタートを切った本作の今後のアップデートについても注目したいところだ。

『(the) Gnorp Apologue』はPC(Steam)向けに発売中。またリリース記念セールとして12月22日まで、定価720円のところを10%オフの648円で購入可能だ(いずれも税込)。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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