『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』新公式イラストにファン沸き立つ。8月アプデ以来の公式コンテンツ供給とお祝い気分も相まって

任天堂は12月8日、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の新たなキーアートを披露した。ゲーム内の要素ではないものの、久しぶりの新たな公式コンテンツの供給に注目が集まっているようだ。

任天堂は12月8日、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、ティアーズ オブ ザ キングダム)の新たなキーアートを披露した。ゲーム内の要素ではないものの、久しぶりの新たな公式コンテンツの供給に注目が集まっているようだ。


『ティアーズ オブ ザ キングダム』は、Nintendo Switch向けに発売中のアクションアドベンチャーゲームだ。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、ブレス オブ ザ ワイルド)の続編にあたる。新作においては、ハイラルの地が突如として天変地異に見舞われる。城は宙へと浮かび上がり、空からは謎の遺跡群が降り注ぐ。大地と大空が広がった世界にて、“右手”に力を宿したリンクがハイラルの異変に立ち向かう。

本作に向けて「新たなキーアート」が公開されたことが注目を集めている。本作は先日12月8日におこなわれたゲームの祭典「The Game Awards 2023」にてBest Action/Adventure Game部門を受賞。任天堂の海外向けXアカウントなどは受賞報告と共に、新しいキーアートを公開した。

Image Credit: Nintendo of Europe on X

新しいキーアートでは空に浮かぶ島々を背景に弓を携えたリンクが佇み、こちらを振り返っている。また力を宿す右腕が青く光を放っている点も印象的だ。なおこれまで公開されていたキーアートにおいては、リンクが空島に座り込み、遥か地上を見下ろす構図になっていた。また服装や時間帯などさまざまな点が異なっており、印象が大きく違うキーアートの登場は注目を浴びている様子だ。

ユーザー反応には過去のキーアートと同じく幻想的で美しいイラストへの称賛が多く見られるほか、中には前作『ブレス オブ ザ ワイルド』のキーアートのひとつと構図が共通している点に注目するユーザーも見られる。たしかに前作のキーアートもリンクを背後から描き、足場の上のリンクが空を見上げる構図になっていた。一方で似た構図ゆえにリンクの変化やハイラルの変貌が対照的にわかる点は印象深い。

*新しいキーアートをパッケージイラスト風に編集し、前作パッケージと比較するユーザー

いずれにせよ、新たなキーアートのお披露目にはファンの注目が集まっているようだ。本作には前作と違ってDLCが用意されないことが明言されている。『ティアーズ オブ ザ キングダム』では、『ブレス オブ ザ ワイルド』で作り上げられた世界における可能性が徹底的に追及されたそうで、両作にとっての終着点であり完成形だと考えられているそうだ(関連記事)。

またアップデートも8月に配信されたVer.1.2.1以来配信されていない。3か月以上作品に新たな展開がない状態だったことも、新キーアートが注目を集めた一因だろう。本作のBest Action/Adventure Game部門受賞のタイミングでのお披露目であり、新展開のなかった本作のファンは大いに沸き立つかたちとなった。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』はNintendo Switch向けに発売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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