『ペルソナ5』シリーズが全世界累計1000万本突破。『ペルソナ5』発売から7年、シリーズ全体で大台に到達
アトラスは12月15日、『ペルソナ5』シリーズの全世界累計セールスが1000万本を突破したと発表した。スピンオフなども含めた『ペルソナ5』シリーズ全体での達成となるようだ。またシリーズ1000万本突破を記念して、ニンテンドーeショップにて『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の50%オフセールが実施。PS StoreおよびSteamでも近日中にセールが開始予定とされている。
『ペルソナ5』は、アトラスより2016年にPS3/PS4向けとして発売された、ジュブナイルRPGである。主人公は、ある事件をきっかけに都内の高校へ転入した、高校2年生の少年だ。喫茶店の屋根裏部屋から新しい高校生活を過ごそうとしていた少年は、パレスと呼ばれる歪んだ心が生み出す異世界へ迷い込み、ペルソナ能力に覚醒。仲間たちと心の怪盗団を結成し、都内の高校で学生として過ごしながら、怪盗団として世間を騒がせていく。プレイヤーは、日々の時間の過ごし方を選択。敵の弱点を突くと大きなメリットのあるバトルや、パーティーメンバーも含めたキャラクターたちとの物語を描くコミュニティ要素も特徴だろう。
『ペルソナ5』シリーズとしては、ストーリーや新キャラクターなどが追加された『ペルソナ5 ザ・ロイヤル(P5R)』が、2019年10月にPS4向けとして発売。同リマスター版が、2022年10月に発売されている。また『ペルソナ5』のスピンオフ作品としては、コーエーテクモゲームスのω-Forceと共同開発された『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(P5S)』、サウンドアクションゲーム『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト(P5D)』、2023年11月発売の『ペルソナ5 タクティカ(P5T)』なども発売されてきた。
アトラスの発表によると、そんな『ペルソナ5』シリーズが全世界累計1000万本セールスを突破したそうだ。『ペルソナ5』シリーズの売上としては、『ペルソナ5』が2019年12月時点で320万本。『P5R』が2022年11月時点で230万本。『P5R』リマスター版が2023年3月時点で170万本。『P5S』が2023年11月時点で200万本突破が報告されており、発表されている各作品の作品の売上本数は合計920万本におよんでいる。また『ペルソナ5』シリーズ全体の売上は、2022年11月末時点で全世界830万本とされていた。2022年11月の発表から約1年、スピンオフの新作として発売された『P5T』やリマスター版の好調なセールスもあり、今回1000万本の大台を達成したのだろう。
『P5R』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam/Windows)向けに発売中だ。またアトラスは『ペルソナ5』シリーズの全世界累計1000万本セールス突破を記念して、『P5R』の半額セールを実施予定。ニンテンドーeショップでは本日よりセールが実施されているほか、PS StoreおよびSteamでもセールが開催されるそうだ。なおニンテンドーeショップでのセールは、2024年1月10日までとされている。